baby

「笑う門には福来る」

いつもにこやかに笑っている人の元には、自然と幸福がやってくると言う意味を持つ、こちらのことわざ。海外サイト「Prevention」が報じるところによれば、どうやらこれ、ホントみたい。

米サンディエゴで先日開かれた、実験生物学のカンファレンス「エクスペリメンタル・バイオロジー2014(Experimental Biology 2014)」で提示されたのは、笑うという行為には精神面を強くする効果がある、という研究結果。

「嬉しくて笑う」「楽しくて笑う」ということが大前提であり、その度合いは瞑想に匹敵するんですって。

このような結論を導き出した研究は、次のようなもの。被験者である31人の大学生に「面白いもの」「ストレスを感じさせるもの」「スピリチュアルなもの」など各ジャンルにまつわる映像を観てもらい、その間脳がどのような反応をみせるのか、脳波を測定。またそれとは別に、瞑想体験もしてもらい、その間の脳波の動きも測定しました。

すると驚くことに、「面白い」映像を観ているときと瞑想をしているときの脳のガンマ波が、全く同じ動きをみせたというのです。

ちなみに「ストレスを感じさせる」映像を観ているときの脳波は平らで、例えるならば物事を客観的に観ているときの脳波とほぼ同一。「スピリチュアル」映像を観ているときはアルファ波が出現、リラックス状態になったのだとか。

ガンマ波は知覚や意識に関連付けられた脳波パターンであり、高次精神活動に関連しているとされています。笑う際に生まれるこの脳波が、満足感を生み、考えをよりいっそうクリアにする。たとえるならば「ゾーンに入った」ような感覚を得ることができるらしいの。

最後に研究チームのリーダー、米ローマ・リンダ大学リー・バーク博士は、次のような見解を述べています。

「定期的に笑うことで脳をより良い状態に保つ、これはいわば、定期的な運動で体の状態を整えるのと同じこと。笑いが生む効果は抗うつ薬が持つそれと同等であり、それどころか心臓病や体の炎症反応リスクをも減らす効果さえ持ち合わせているのです」

脳にも体にも良いとは……笑うって、スンゴイ効果があったのね。こりゃむしろ、笑わなきゃソンだわ! というわけで、脳を良い状態に保つためには常に笑いを忘れない、このことをよ~く覚えておくといいかもよ!

参考元:Prevention
執筆=田端あんじ (c)Pouch