【芸術の秋におススメ】ため息がでるほど美しい……異世界にいざなわれるようなフォト作品

誰かに恋をした時の、フワフワと宙に浮いているような感覚。きっと誰しも一度は味わったことがあるのでは？　今回は、そんな女子ならではの繊細な感覚を表現した作品をご紹介します。

ロマンティックだけど、どこか危うさやはかなさをはらんだフォト作品の数々。これらを手がけたのは、ロシア生まれのアーティスト、Anka Zhuravlevaさんです。一連の作品につけられたタイトルは「Distorted Gravity（歪んだ重力）」。タイトル通り、作品の中のモデルたちは重力を失ったかのようにふわりと体が浮き上がり、今にもどこかへ漂っていってしまいそう！

女性の髪が美しくたなびくさまや、空気をはらんだドレスの優美なシルエットにうっとりしちゃう……。まるで現実と異世界が交錯するような、不思議な雰囲気を醸し出しています。

【作品のコンセプトは？】

Ankaさんは自身の作品について、こう説明しています。「人はみな、重力が歪んだように感じることがあるはず。たとえば、恋をしたり、眠ったり、夢をみたり、本を読んだり、何か好きなことに没頭した時に……。それを表現したかったの」。

【センスの高さに脱帽！】

また、作品そのものはもちろんのこと、その紹介方法も独創的。Ankaさんのサイトでは、作品のイメージに合った楽曲が示されていて、観賞する側は、美しい音楽を聴きながら、作品の世界にどっぷりと浸れるようになっているの。かつては、タトゥーアーティストやロックバンドのボーカル、モデルなどを務めていたこともある、アンカさんならではのセンスの良さがうかがえます。

それでは、どこか遠くの世界にいざなわれるようなドラマチックな作品を、ごゆるりとご覧くださいませ。

参照元：Anka Zhuravleva arts
執筆＝沢野ゆうこ(c)Pouch

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