南米メキシコ、低収入の人々が暮らす村・Palmitasでは、常々、その治安の悪さが問題視されてきました。危険で、どこかうらぶれた住宅街という雰囲気を一変すべく立ちあがったのが、壁画家やストリートアーティストなど、若きアーティストで構成されたグループ「Germen Crew」。

壁画というアプローチを用いて、200世帯にもおよぶ住宅の壁を、レインボーカラーに。村全体をひとつの大きなアートにするという大胆な試みが今、世界中から注目を浴びているみたいなんです。

【密集した建物をうまく利用】

家、そして店舗。山腹のまがりくねった道なりに沿って、各建物が互いにギュウギュウ密集している。そんな構造だからこそ、なし得た巨大アートは、観る者をたちまち笑顔にしてしまう “ハッピーオーラ” でいっぱい! 

【景観が明るくなって、村の雰囲気も明るくなった!】

そもそもは、気質の明るい住民たち。海外サイト「designboom」によれば、彼らが本来身にまとっていた空気感、さらには脈々と受け継がれてきた文化に、レインボーカラーがすんなりとマッチ。笑顔が少なかった村の人々は、このレインボーアートが持つ力によって、たちまち元気を取り戻したのだとか。

【人々の心に変化をもたらしたストリートアート】

景観によって雰囲気が変われば、そこで暮らす人々の心にも自ずと、なんらかの変化がもたらされるもの。ネガティブイメージの払拭に見事成功したうえ、コミュニティー統合にも一役買った、「Germen Crew」によるレインボーアート。その美しい全景をもっとご覧になりたいというあなたは、彼らのフェイスブックをさっそく、チェックしてみてくださいね。

参照元:Germen Crew(Germen Nuevo Muralismo Mexicano) Facebook
参考:designboom
執筆=田端あんじ (c)Pouch