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今日、1月14日は「愛と希望と勇気の日」だそうです。もうひとつの呼び名は「タロとジロの日」。そう、1983年に公開された高倉健さん主演の映画「南極物語」でも知られるワンコたち、タロとジロにちなんだ記念日なのです。

愛と勇気と希望とくれば、なんだか感動的なことが待ち受けている予感しかしませんが……一体、タロとジロに何があったのか!?

【1月14日は「愛と希望と勇気の日」なんだぞ~!】

「今日は何の日~毎日が記念日~」によると、1959年のこの日、南極観測隊の2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認されたとのこと。

1956年秋、南極観測船「宗谷」で、南極へと向かった11人の隊員と15頭のカラフト犬。1958年に第2次越冬隊がやって来るはずでしたが、厚い氷にはばまれて断念することになり、11人の越冬隊員はヘリコプターで救出されました。

このとき、15頭のカラフト犬を救出できず、鎖につないだまま氷原に置き去りに……そして翌1959年、ヘリコプターがタロとジロの生存を確認したのです。南極から打電されたこのニュースは、世界を愛と希望と勇気で包んだといいます。

これをもとにした映画が「南極物語」なワケです。記者(夢野うさぎ)は幼いころ、テレビでこの映画をみて涙しましたネ……ホント。もし自分が置き去りにされていたら、きっと世界を愛と希望と勇気で包めない結果になったと思います!

画像=ぱくたそ
参照元:今日は何の日~毎日が記念日~
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch