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先日報道された、「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄した冷凍ビーフカツの不正転売事件。転売先となった「みのりフーズ」を調査した結果、なんとほかにも不正転売が発覚。

消費者庁ウェブサイトおよび公式ツイッターによれば、「日本生協連」の商品も含まれていたことが分かったようです。

【商品名を覚えておこう】

問題の品は、「CO-OP びんちょうまぐろスライス80g」。2015年4月30日に販売終了、同年5月1日以降は販売されておらず、すでに賞味期限が切れているもの。

よって、愛知県の産業廃棄物処理会社「ダイコー」に廃棄物として処理を依頼、廃棄物処理法に則った処理を5月20日に完了していたにもかかわらず、「みのりフーズ」に商品が保存されていたというのです。

【問題の商品には賞味期限が刻印されていない】

同商品は現在も市場に出回っているおそれがあるため、注意が必要。

消費者庁では、公式ツイッターにて

「問題となる商品には賞味期限の刻印がありませんので、絶対に喫食しないでください!」

と広く注意喚起をしています。

【正規に生協から購入された商品は問題ありません】

また日本生協連からは

「廃棄処理されたものが不正に流通したことは、極めて遺憾です。 本商品は2015年5月1日以降は販売されておらず、すでに賞味期限が切れております。万一、当該品がお手元にございましたら、決して喫食はなさらないようお願い申し上げます。なお、正規に生協から購入された商品につきましては、品質上の問題はありません。」

とのコメントが発表されています。

賞味期限の印字がない該当商品を見かけた際には、決して口にはしないようにしてください。また該当商品についての詳細は、参照元リンクをご確認ください。

参照元:消費者庁・リコール情報サイト Twitter(消費者庁)
執筆=田端あんじ (c)Pouch