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毎年8月13日は「国際左利きデー」。そして2月10日は、「レ(0)フ(2)ト(10)」の語呂合せで「左利きグッズ」の日

これは記者(私)の完全なる主観なのですが、 “左利き” って、なんだかカッコいいと思いませんか?

ごくごくフツーに右利きである記者は、「俺(私)左利きなんだよね」と聞くとつい、ピクッと反応してしまいます。「左利き=器用」というイメージが強いのか、それとも自分にないものだから、憧れるのか。理由は不明だけれど、とにかく羨ましいゾ、左利きの人ー!

……と、思っていたら。どうやら、左利きの人には「左利きの人ならでは」の苦労がある模様。

【見よ! これが「左利きの敵」だ!】

そこで本日は「左利きの人に聞いた『左利きの敵』」をご紹介しちゃいます!

参考にしたのは、周囲にいる左利きの友人・知人およびツイッターなどネットに投稿された、左利きの人の声。右利きの人間が決して気がつくことができないであろうアレコレに、「ほおお」「へええ!」と唸ってしまうこと必至なんですよね。

「改札口とか、布切りバサミとか」
「駐車券だねー」
「カウンターに座ると隣の人に大体当たる!」
「急須! 急須! 右で入れないと注げない!」
「銀行とか何かサインする時に右側に持つように出してくれるけど、ごめんなさい、左利きなので左でペン取るみたいな」
「習字は右で書くように訓練させられたから、右で」
「カメラのシャッターボタン。押しづらい」
「右でも対応できるから、不便は特にない」
「レ―ドルは敵」
「缶切り。使っていると、外側に反り返っちゃう」
「定規。裏返しにして使ったりしてた」
「漢字」

【字は「右利きの人が書く」前提で作られている】

か、漢字! これは盲点!

なんでも書道家・武田双雲さんのブログ『書の力』によれば、「字は右利きが前提で開発されている」とのこと。実は武田さんも左利きなのだそうですが、練習して右手で字を書くことができるようになったんですって。

しかし興味深いことに皆自然と、右手で書くようになるとのこと。「結局、書きやすい方に流れますから」と武田さんはブログでおっしゃられておりますが、なるほどねぇ。いちいち納得!

【左利きのカレの苦悩】

ちなみに記者、過去に2度、左利きの男性とお付き合いおよびそれに近い関係になったことがあったのですが、そのうちの1人がこんなことを言っておりました。

「(自分は)左利きでAB型。ただそれだけなのに “なんかかっこいい” と思われ告白されたことがある。自分は別にフツーなのに、意味がわからなかった」

このセリフを口にしたときの彼は本当に「意味がわからない」という表情をしていたけれど、ごめんなさい。それがきっかけで好意を抱いたわけではないのですが、完全にそのひと言で、あなたの魅力が3割くらい増しましたー! ハイ、ときめいちゃいましたー!

ってなわけで、左利きのみなさま。苦労は多いでしょうが、たぶんそこ、人によってはかなり “刺さる” チャームポイントですので。

参照元:今日は何の日〜毎日が記念日、武田双雲 公式ブログ「左利きの子はお習字はどうする? 」「左利きで何が悪いんじゃ。」
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch