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みなさんは、「デートDV」という言葉をご存知でしょうか。

身体的および精神的、性的な暴力はもちろんのこと、「借りたお金を返さない」「お金をたかる」など経済的なものを含めた、パートナー(婚姻関係の有無は問わない)に対する暴力や、嫌がらせ。これを一般的にDV(ドメスティック・バイオレンス)と呼びます。

そして「デートDV」とは、交際中のカップルの間で起こる暴力、あるいはデート中に恋人から心無い言葉や暴力を受けること。

本日はアンケートサイト「みんなの声」にて実施中の、大変興味深いアンケート調査「恋人からのデートDV、経験したことがあるのは」についてお伝えしたいと思います。

【デートDV、じわじわ増加中】

デート中、恋人から心無い言葉や暴力を受けた経験がある。そう答えた人は、2月19日(金)時点で4,765名。なお、その中でわかっているだけの男性の人数は642名、一方、女性の人数は1,132名です。

【総合ランキングTOP5】

1位 傷つくことを言われる(1,291票)
2位 無理やりな性的行為(653票)
3位 つかまれる・叩かれる(505票)
4位 無視する(498票)
5位 お金の貸し借り(471票)

男女合わせた総合ランキングの結果は、ご覧のとおり。2位に圧倒的な差をつけて、「傷つくことを言われる」が1位を獲得するという結果となりました。

【男女別の1位も「傷つくことを言われる」が独占】

続いて男女別の結果を見てみると、ここでも、男女どちらも「傷つくことを言われる」が1位。

ちなみに女性の結果に焦点を当てると、2位が「無理やりな性的行為」、3位が「痩せろなど、身体的特徴について言われる」という結果に。もしかしたらみなさんの中にも、このような経験をしたという方は、少なくないかもしれませんね。

【言葉の暴力は癒えがたい心の傷になる】

ふたりが親密になり、仲が深まれば深まるほど遠慮がなくなり、 “言動に気を使わなくなる” という事象が発生しがちです。もちろんそれが態度に現れてくるということも、ままあることかと思います。この延長線上にあるのがデートDVなのではないかと、記者(私)は個人的に思っております。

そして、もうひとつは「可愛さあまって憎さ100倍」というふうに、愛情が妙なかたちにひしゃげてしまう現象もこれに当たるのかもしれません。

【3月1日までアンケート実施中です】

いずれにせよ、デートDVによってできた心の傷は、その人の一生を左右しかねないトラウマとなる場合があることは事実。同アンケートは3月1日(火)まで実施されておりますので、気になった方はぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。

参照元:みんなの声「恋人からのデートDV、経験したことがあるのは」
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch