山手1
毎週月曜23時59分から放送されている人気番組、日本テレビ系『月曜から夜ふかし』。2月22日放送回のあるコーナーを見た私は、愕然としたのです。

流れていたのは「JR山手線のダサいと思う駅ランキングベスト5」

おそらく「HOME’S PRESS」による調査を元にしたのであろう、このランキング。……わかってたよ、いやわかってたけどもさ。西日暮里駅が5位で田端駅が4位ってどういうことよ……! 私の家、どちらの駅からも徒歩8分くらいのところにあるんですけど! 

一応参考までに申しますと、田端駅と西日暮里駅の間は、最短で徒歩12分くらいでしょうかねぇ。

【山手線でダサい駅TOP5】

『月曜から夜ふかし』は、ベスト5にランクインした駅にそれぞれキャッチフレーズを付けてくださいました。

5位 西日暮里:知り合いは誰も通っていない開成(中学校・高等学校)
4位 田端:その辺で飲んじゃう街
3位 巣鴨:天国へのアクセスが抜群にいい街
2位 新大久保:毎年村上が1人舞台を行う街
1位 鶯谷:色んなリハビリができる街

1位から3位のキャッチフレーズと比べて、4位と5位がいかに地味であるかおわかりいただけるのではないかと思います。

【田端と西日暮里は、実はとっても暮らしやすい街】

でもね、みなさん。かつて横浜に2年、三軒茶屋に1年、祐天寺に2年、そして代々木八幡に5年暮らした経験のある私にとって、最も暮らしやすいと感じているのがほかでもない今の家、今の場所なのです。
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【住んでみてわかった良いところを発表☆】

元々が福島県という地方出身ゆえ、イケてると思う「東京の西側」に住むことにこだわり続けていました。そんな私がふいに思い立って引っ越してきた街、それが田端と西日暮里。

この地に約6年間暮してきて思う、ここに暮らす利点、そして魅力を、思いつくまま書き連ねてみることにしますね。

【その1:山手線沿線に暮らす=超便利】

山手線沿線に暮らすのって、本当に便利。とにかくどこへ行くにもアクセスしやすく、また終電もかなり遅くまであるため、時間を気にせず遊ぶことができます。特に田端駅は新幹線へのアクセスも良くて、京浜東北線の快速なら、上野駅までたったの1駅!

【その2:ほどよく都会で、ほどよく田舎】

直前に暮らしていた代々木八幡は、街ゆく人がどことなくオシャレでセンスもよくて、そんなところもお気に入りポイントのひとつでした。しかしそのことがだんだん重く感じられてきたといいましょうか、もうちょっと気楽に暮らしたいと考えるようになってきまして……。

また渋谷・原宿・新宿までタクシーで1メーターという場所に住んでいたこともあったせいか、日々よく遊び、遊びすぎて、心底疲れてしまったんですよね。

田端と西日暮里は気楽に暮らすのに、まさにドンピシャな街でした。

遊ぼうにも繁華街とほどよく距離があって終電で帰らざるを得ないし、日常風景にオシャレなところは一切ないので気を抜くことができる。でも電車に乗れば、キラキラな都会にもすぐにアクセス可能。ほどよく都会で、ほどよく田舎、これ最高。

【その3:徒歩3分圏内にスーパーが3つ、駅には成城石井】

スーパーが近いって、生活をするうえでかなり重要なポイント。会社が違うスーパーが田端方面に1つ、西日暮里方面に2つあるので、とても助かっています。

そして田端の駅ビルには成城石井もあるので、ちょっぴりオシャレでイイものを食べたいとき、飲みたいときには、ここへ駆け込むようにしています。

【その4:人気の谷根千エリアが徒歩圏内】

実は私、当初は谷中・根津・千駄木の谷根千(やねせん)エリアに住みたくて引っ越しを決意したんです。しかし家を探している最中に不動産屋さんに言われた「でもこの辺、ぶっちゃけ交通の便が悪いですよ」という一言で、田端周辺に目標を変更したという経緯があります。

しかしながら、千駄木は西日暮里の隣駅、我が家からは徒歩で15分ほど。そう、ほぼ谷根千エリアに暮らしているといってもいいくらいの距離感なんです!

【その5:家賃が安い】

山手線沿線で家賃が安い駅の上位に挙がるのが田端。我が家はというと、広さ42平米ほど、2Kバストイレ付きで家賃7万円です。ベランダもあって、こちらもとっても広いのよ。築年数はそれなりだけどボロくないよ、綺麗だよ。

【その6:子供が多い、そして猫も多い】

私が暮らす家は、住宅街のど真ん中。昼間は道端で遊ぶ子供たちがそこかしこにいて、夜になるとどこかの家の飼い猫がウロウロお散歩しています。なお猫さんたち、気が向いたときには、人間の相手もしてくれます。これ、ニャンコ好きにはたまらーん♡

いかがでしたか? こうしてみるとダサい駅の田端や西日暮里に暮らすのも、悪くないでしょう?

新生活直前で引っ越しを考えているというあなたに少しでも参考になれば、これ幸いでっす!

参考リンク:月曜から夜ふかしHOME’S PRESS
執筆=田端あんじ (c)Pouch