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おやつの時間やごはんのあと。ホッとひと息つきたいとき、あなたは何を飲みますか。

天然水ウォーターサーバー・コスモウォーターを提供するコスモライフ(兵庫県)が発表した「緑茶VS紅茶 都道府県ランキング」によると、都道府県によって緑茶と紅茶を飲む量が異なるようです。また、日頃飲まれているお茶から、その地域の歴史や文化が見えてくることが分かったそう。

あなたの住んでいる都道府県は、緑茶好き? それとも紅茶好き?

【よく飲むお茶に地域差が!】

まずは、今回の統計データをインフォグラフィックで表現した日本地図を眺めてみましょう。

この地図によれば、緑茶をよく飲む都道府県は、1位「静岡県」、2位「奈良県」、3位「三重県」、紅茶をよく飲む都道府県は、1位「神奈川県」、2位「兵庫県」、3位「大阪府」となっています。

「紅茶マーク」は北海道から関東に多く、「緑茶マーク」は九州や中部に多い印象。そして、関西地方では両方のマークが混在しています。同じ日本でも、県によってバラつきがあり、中には両方同じように楽しむところもあって、興味深いですよね。
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【お茶大好きな「静岡県」】

緑茶1位の「静岡県」は言わずと知れたお茶どころ。「コスモライフ」のサイトによると、静岡県では蛇口からお茶が出てくる学校があるなど、お茶を飲む習慣が広く根づいているのだそう。また「お米の消費量が全国1位で、外食するなら日本そば・うどんと回答(全国3位)、和食文化が定着していることも緑茶人気につながっているようです。」と同社では分析しています。

蛇口からお茶が出る学校について調べてみると、静岡県・島田市では子どもの頃からお茶に親しむ環境を整え、茶需要の拡大や茶業の振興につなげるため、蛇口から冷茶が出てくる給茶機を小学校4校と中学校2校に設置しているんですって。へええ! 知らなかった!

【紅茶文化の「神奈川県」「兵庫県」】

一方、紅茶1位の「神奈川県」と2位の「兵庫県」と言えば、おしゃれな港町。明治時代にイギリスから紅茶が輸入された際、開国後の貿易港だったこともあり、紅茶文化が早くから浸透したようです。

また、横浜市はワインの消費量全国2位、神戸市は食パンの消費量全国1位で、洋食文化があることも関係しているのではないか、と同社では分析しています。
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いかがでしたか。なかなか納得の結果ではないでしょうか? 最近はペットボトルなどでも本格的なお茶が販売されていますが、自分で入れて飲むのもおいしいもの。次のティータイムには、茶葉から入れて楽しんでみてはいかが!?

参照元:アットプレスコスモライフ島田市
執筆=シナモン (c)Pouch