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昨年、今年とめざましい躍進をとげた星野源さん。現在放送中のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』での津崎平匡役で、さらにファンになった人も多いのでは?

俳優として人気のいっぽうで、「恋」や「SUN」などシンガーソングライターとしての顔も持つ星野さん。実はEテレの子ども向け番組『みいつけた!』で曲を提供しているのをご存じでしょうか?

その中でも、いちばんのオススメは『グローイングアップップ』。これがもう本当に良曲! 「逃げ恥」で星野さんファンになったという人は今からでも聴いて損ナシです!!

【どんな曲?】

『みいつけた!』は4~6歳児を対象としたNHK Eテレの教育エンターテイメント番組。登場するのは、しゃべったり歌ったりするのが好きな、椅子の男の子コッシー、人間の女の子スイちゃん、サボテンのサボさん、バスタブのなかから「よんだ?」と出てくるオフロスキー(NHK大河ドラマ『真田丸』にも出演した俳優、小林顕作さんが演じています)など。他にも、楽しいキャラがたくさんいます。

その番組で、2016年2月末からエンディングソングに使われていたのが『グローイングアップップ』です。

歌詞の内容は、これまでごはんのときに座っていたイスが小さくなってしまい、いとこにゆずることになったため、今日でさよならするというもの。体が大きくなったという成長が喜ばしい反面、大好きだったイスとお別れしなくてはならない寂しい気持ちが伝わってくる内容となっています。

タイトルは、“成長する”という意味の『グローイングアップ』と、にらめっこの「あっぷっぷ」を合わせた造語。子どもの気持ちに寄り添った歌詞と星野さんの作曲したスローテンポのやさしい曲調がマッチしていて、聴いててホロリと来ちゃいます。

【まだまだあるよ、星野源さん作曲の歌!】

『グローイングアップップ』の作詞をしたのは脚本家の宮藤官九郎さん。星野さんと宮藤さんコンビによる曲は他にもあって、「いっすー、いっすー、なんかいっすー♪」と思わず口ずさみたくなる「なんかいっすー」や、俳優の三宅弘城さんが演じる団長のみやけマンと、子供達が歌って踊る「おっす!イスのおうえんだん」「すわるぞう」などは、番組内でのコーナーで今も使われている人気曲です。

残念ながら、現在『グローイングアップップ』は番組内では流れていませんが、レコチョクで曲が発売中なので、気になる方は聴いてみて!

【豪華すぎるアーティスト陣】

ちなみに、この『みいつけた!』という番組。ザ・イエロー・モンキーの吉井和哉さんやクレイジーケンバンドの横山剣さん山崎まさよしさんなど、楽曲にかかわるアーティスト陣が豪華で、なんなら子どもよりも親のほうが嬉しくなっちゃいそうなんです。

先日は「トゲやま なおたろう」として、歌手の森山直太朗さんが番組に登場! 現在エンディング曲として「みんなおんなじ」が起用されているからなんですが、サボテン風の緑の衣装に身をつつんだ森山さんの姿は、なかなか他では見られない貴重映像ではないでしょうか。

こう考えると、星野さんもいつか「トゲの げん」などの名前で番組に登場することも……ありえるかも!? というか、星野さんとコッシーやサボさん、スイちゃんたちとの絡みが見てみたいので、ぜひともあってほしい!

参照元:NHK ONLINE「みいつけた!」レコチョク
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼星野源さん作曲の『グローイングアップップ』。歌っているのは三宅弘城さんと内田慈さん

▼「すわるぞう」体操のお兄さん(おじさん)に扮する三宅弘城さんは「大人計画」や「グループ魂」で活躍中です

▼「おっす!イスのおうえんだん」

▼「なんかいっすー」