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出産は女性でなければできない、そして出産後も夫が仕事に出て妻が家事・育児をするという家庭も多いため、どうしても女性に子育てのウェイトがかかりやすい。これは男女平等をうたわれる今も、現状としてあることです。

けれども、もし妻が出産のため不在となり、ふだんは仕事で忙しいパパが子どもの世話をすることになったら……? これまでも一緒に暮らしているのだからそんなの楽勝!? それともママの代わりはパパには無理!?

今回ご紹介するのは通信教育を手がけるユーキャンが公開した、WEB限定ムービー「【One Month】パパと息子の一ヶ月のふたり暮らし」。実在する家族の協力を得て撮影されたドキュメンタリー作品で、支え合う家族の素晴らしさが伝わるものとなっています。

【家族愛をテーマにしたムービー】

動画に登場するのは、あるパパと一人息子の「れん君」。ママが里帰り出産するため、普段は仕事で忙しいパパは1か月の育休を取り、れん君と初めてのふたり暮らしをすることになります。

ところが、一人だけでの子育てはこれまでとはなんだか勝手が違う……。イヤイヤ期真っ盛りのれん君は、遊びもゴハンも歯磨きも、なんでも拒否。いつもはいるママがいなくて、夜中に目を覚まして「ママは?」と泣き叫ぶ。困り果てながらも、日々成長する息子と絆を深めていくパパの姿がそこには描かれています。

【家族にとっての試練のとき】

私にもふたりの子どもがいますが、ふたりめが生まれるときというのは家族一人ひとりにとって大きな試練のときといえます。

パパはこれまでママに任せていた部分の家事や育児もしなくてはいけない。ママは新たに子どもを出産するためにしばらくの間、家を空ける。子どもは大好きなママと少しの間、離れて過ごさなければならない。

その不安や葛藤は、この家族にもきっとあったはず。けれど、パパと息子が心を通わせながら試練を乗り越えていく姿、ママがパパへ残していった愛情のこもったノートなどを動画で観て、私たちは思わずうるっと来てしまいます。
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【それでも子どもを持つ理由】

現実を見れば、男性が1か月も育休をとれる職場のほうがめずらしい、ふたりめを産んでも数日で帰宅し、すぐさまふたりの子どもの世話が始まる女性もいる、など動画よりもさらにシビアな場合も。夢と理想だけでは乗り切れないのが育児です。

しかし、それでもなぜ子どもを産んで育てるかといえば、やはりそこには他のことでは代えられない愛や喜びがあるから。困難を越えて喜ぶパパの表情、愛らしいれん君の姿、ふたりの幸せそうな笑顔……皆さんもぜひ動画で観てみてください。

参照元:YouTubeOne Monthスペシャルページプレスリリース
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼WEB限定ムービー「【One Month】パパと息子の1ヶ月のふたり暮らし」

▼初めは何もかもイヤイヤで泣き叫んでいたれん君が、だんだんと変わっていく……
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▼そこにはパパの奮闘と、ママから残していったノートがあった
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