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メロンパンといえば、表面のクッキー風の甘い表面がおいしいパンですよね。最近では、本物のメロンが生地に練りこんであったり、クリームが入っていたりと、お高くて凝ったものもたくさん発売されてます。ただ、激安のものだと、表面はおいしくてもパン自体がちょっぴりパサパサしていることも。メロンパンの外側は好きだけれど、中はあまり好きではないという人もいるのではないでしょうか。

そんな方に、是非オススメしたい「激安のメロンパンを激ウマに変身させる裏技」があります。これにはまって、私は最近、毎晩のように激安78円のメロンパンを買っています。ええ、パサついていますよ。でも大丈夫です。むしろ大歓迎です!

【メロンパンを劇的に変身させる裏技】

<準備するもの>

・メロンパン 1個
・バター(もしくはマーガリン) 10〜20g
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メロンパンは、中に何も入っていないようなシンプルなものを使ってください。

<やり方>

1. メロンパンをハンバーガーのバンズのように横に2分割する。
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2. 切り分けた下の部分の切断面にバターをたっぷりのせる。
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3. メロンパンの上の部分と並べて、魚焼きグリルやトースターにのせ、軽く色が変わる程度に加熱する。2分程度で色が変わってくるはずです。
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4. メロンパンを取り出し、元のように重ね合わせればできあがり。
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【外はサックサク、中はバターがじゅわ〜】

メロンパンの表面がサックサクになり、中でバターがとろけてじゅわ〜とパンに染みこんだ至福の味わいに。パンがもともとパサパサしていたからこそバターが染み込むので、むしろそのパサパサを歓迎したいくらいです。
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メロンパンの甘さと香りにバターの風味と軽い塩気が絶妙にマッチして、本当に病みつきです。コンビニの108円のメロンパンでも、スーパーの78円のメロンパンでも、私にとってはちょっとお高めの150円のメロンパンでもおいしくなりました。

【モデルは香港の激ウマスイーツ!】

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この裏技、実は参考にした商品があります。以前にPouchでも紹介した、香港の金華冰廰というお店の菠蘿油(ポーローヤウ)がお手本です。

この菠蘿油(ポーローヤウ)は、日本のものより硬めの表面のメロンパンに、バターをたーっぷり挟んで焼いたもの。焼きたてを店頭で売っているのですが、おいしいものがいっぱいあるはずの香港でも人気で、いつも行列ができています。

日本でも菠蘿油(ポーローヤウ)を売ってほしいのに待てど暮らせど上陸しないから、自分で工夫して菠蘿油(ポーローヤウ)もどきを作ることにしたってわけです。

【夜には要注意の禁断のお味】

とてもおいしくておすすめなのですが、カロリーはめちゃくちゃ高くなります。なので、夜には禁断のお味です……。でも、カロリー高いものって基本的においしいですよね。

これを書いている今は23時……なのに、また食べたくなってきてしまいました。もう病みつきです!

調理・執筆・撮影=山川ほたる (c)Pouch