日常的に使う文房具には、ちょっぴりこだわりを持ちたいものです。筆記具ひとつとっても、見た目や書き心地、手に馴染むかどうかなどなど、どこを重視するかで選び方が変わるからおもしろいのです。

まあ、そのポイントってきっと人それぞれなワケだけれど、ストーリー性のある文房具が好きなアナタの心に刺さりそうな万年筆が登場しました!

それは、4月下旬より予約の受け付けがスタートする「京阪電車公式万年筆 旧3000系特急車両」。

京阪電車京都地下線開通30周年を記念して作られたオリジナル万年筆で、2013年3月31日に引退した京阪電車「旧3000系」のカラーリングが施されています。

【京阪電車「旧3000系」カラーの万年筆】

コンセプトは「紙の上で旅する万年筆」。紙の上をまるで旅するように書けるような万年筆を、との思いで制作されたらしく、それってすごくロマンチックです。素材にセルロイドを使っていて、どこか懐かしい気分にさせてくれる色合いも魅力的。

【はんなりとしたカラーのインクも同時発売】

同時に、開通当時から使用している各駅のステーションカラーのインクも販売。七条駅の「うすふじ」、清水五条駅の「せいじ」、衹園四条駅の「うこん」、三条駅の「うすあけ」の4色があります。

京都市下京区の文具店TAG本店と文具店TAG webショップで5月27日より販売され、万年筆は250本限定、インクは各色200本限定。希望小売価格は万年筆1万4000円(税抜)、インク各1500円(税抜)となっています。

5月27・28日、京阪電車三条駅の特設会場にて特別販売会も実施されるとのこと。京都へ旅するついでに、「紙の上で旅する万年筆」を買う……めっちゃええやん。

参照元:プレスリリース
参考リンク:特設ページ
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch