まっしろなボディに、ピンクのハートやお耳がかわいいフワフワのくまに、とんがり帽子をかぶったにゃんこ……。実はこれ、ぬいぐるみではなくシフォンケーキなのです!  

このカラフルでキュートな「デコシフォンケーキ」を作ったのは、シンガポール在住の37歳女性スザンヌさん。ケーキアーティストとして世界から注目を浴びる一方、実は3児のママであり生物医工学の博士号を持つ才女でもあります。

3歳、5歳、8歳の子供たちを育てるべく、以前の仕事を辞めたというスザンヌさん。現在はブログや、インスタグラムで手作りのデコ・シフォンケーキの写真を公開していますが、どれもこれもケーキとは思えないクオリティに驚きです。

【シフォンケーキは他のケーキと比べてヘルシーらしい】

可愛いだけじゃなく、細部までこだわりぬいたケーキは、その出来栄えに感心せずにはいられません。スザンヌさんに話を伺ってみたところ、ケーキを作りはじめたのは3年半ほど前、とのこと。子どもたちのレクレーションとして他のママたちと一緒に焼き始めたのだそうです。

シフォンケーキに注目するようになったきっかけは、砂糖の量が普通のケーキの約1/4という、ヘルシーさ。

バターを使わず、軽くフワフワの食感で、子供や高齢者も気軽に食べることができること。いろんな味に作れることが、シフォンケーキの大きな魅力だと語ってくれました。

【本も2冊出版しているんだって!】

ある日ふと思い立って現在のような “デコ” スタイルのシフォンケーキを作ってみたところ、子供たちに大ウケ。ブログやインスタグラムにアイデアをシェアするとまたたく間に有名になってしまったのだそうです。

2年前には自ら出版社にアプローチし、2016年1月に1冊、同年10月にまた1冊と、デコ・シフォンケーキのレシピ本も出版したんですって。なお2冊ともシンガポールでベストセラーになったらしく、現在は3冊目を執筆中なのだとか!

【科学の知識でレシピを最適化】

デコ・シフォンケーキに出会ってからは、第2の人生が始まったようで幸せだと語ってくれたスザンヌさん。

キャリアを活かして、科学的な視点からパターンやレシピ考えているらしく、今後もさらなるアイデアを生み出していきたいと、意欲的に語ってくれました。

【日本のアニメが好きなんだって♪】

ちなみに……スザンヌさんは日本が大好きで、特に日本のアニメのファンなのだそうです。

作品の中に「ぐでたま」や「けろけろけろっぴ」、ポケモンキャラをフィーチャーしたシフォンケーキがあるのも納得! スザンヌさん、これからも可愛くって芸術的なシフォンケーキを、わたしたちにたくさん見せてくださいね~。

なおホームページではケーキの詳しい作り方も公開されているので、腕に自信のあるみなさんはチャレンジしてみるといいかもしれませんよ♪

参照元:Loving Creations for YouInstagram @susanne.decochiffonFacebook
Photo:Susanne Ng, used with permission
執筆=田端あんじ(c)Pouch