2017年7月19日にリリースされたCharaさんのニューアルバム『Sympathy(シンパシー)』

Charaさんに共感・共鳴した沢山のアーティストが参加したこのアルバムの1曲目に収録されているのは、優しくも切ない楽曲『Tiny Dancer』です。

7月24日に『Tiny Dancer』のMVがCharaさんのYouTube公式チャンネルで公開されたのですが、なんと、女優の満島ひかりさんが出演しているではありませんか~! 恋人と過ごす女の子の日常をこっそり見ているような気分になって、ドキドキしつつも心がギュッと痛くなるわぁ……。

【Charaさんにとって想い入れのある曲みたい】

作詞をCharaさん、作曲とサウンドプロデュースをくるりの岸田繁さんが行ったこちらの楽曲。2年程前からCharaさんが大事に温めてきた歌詞テーマが、岸田さんの手によってようやく曲として完成した、Charaさんにとって想い入れのある楽曲なのだそうです。

【MVの満島さんに感情移入しちゃう】

「私が置いていくものは あなたへの小さな態度 心を揺さぶるような あなたへの愛だけ」
「あの人は気がついていたのかも 愛したことは真実」(『Tiny Dancer』より歌詞抜粋)

恋をして愛して、「あなたを想い出に」して、部屋を後にする。「真実」という花言葉を持つ白い菊を、1本だけ残して……。歌詞を追いかけながらMVを観ていると、気がつけば画面の中の満島さんに感情移入してしまって、じんわりと涙ぐんでしまいます。


そしてフィルターを通して満島さんを見つめている、満島さんの恋人であろう人物にも思いをはせてしまう……。もしもこのMVのように満島さんの姿をフィルムに収めていたら、彼女が出て行った後も繰り返し繰り返し、映像を観てしまうんだろうなぁ。はああ、切ない。

【監督自らMV制作を志願】

監督を務めた山田智和さんは、Charaさんと以前から親交がある方で、今回は自らこの楽曲の映像化をCharaさんに志願したのだそうです。

元々映像化を予定していなかったにもかかわらず実現できたのは、この熱意あってこそ! 満島さんを選んだのも山田監督のようですし、素晴らしい「共鳴」を目撃できて、感激で胸がいっぱいですっ。

【満島さん&Charaさんコメント】

「私は、学生の頃からCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした。
映画の中のヒロインや、愛を唄う女性たちに憧れていました。
あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた
1日の撮影だったけど、苦しいも悲しいも楽しいも愛おしいもあって
『僕は、たのしかった』と終わりに言ってくれた監督の顔が、いい顔でした。
Charaさんへ送る、私たちからの『小さな態度』です(照れ)
いつもありがとうございます」(満島ひかりさんコメント)

「私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。
ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった。
この映像、ひかりちゃんが監督だったのかもね
山田はカメラマン
恋愛する女の子は皆、誰でも監督と主演女優なのかなって思った
心の表情豊かになるよ
これをみた人はみんな
ありがとう」(Charaさんコメント)

観終わった後、満島さんの言うとおり「あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた」し、Charaさんの言うとおり「心の表情が豊かに」なった気がした、『Tiny Dancer』MV。何度もリピートしたくなる作品の世界観に、ど~っぷり浸っちゃってくださいっ♪

参照元:プレスリリース、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼『Sympathy』初回生産限定盤はライブ音源も収録!

▼満島さんが最高に美しく、かわいいです