小学生の夏休みといえば、海や山に出かけたり、花火大会や夏祭りに行ったり、楽しい思い出がいっぱいあるのではないでしょうか。その一方で、たくさんの宿題………。嫌~な記憶がよみがえる人も多いかもしれません。

今回は、日本最大級のQ&Aサイト「教えて! goo」から「困った小学校の時の夏休みの宿題といえば、あれか」についてのQ&Aをご紹介します。

【今回の質問】

小学校の時には夏休みは待ち遠しかったですよね。とはいえ夏休みは宿題があります。早めにできる問題は片づけていたのですが、一番困ったのが「○○の観察日記」。毎日アサガオの観察日記をしたり、もう嫌でたまりませんでした。変化もないので書く内容もなくなったりします。一番嫌だった宿題って何でしょうか。
(さん)

【回答者さんたちからのお答え】

■読書感想文にかんしゃくを起こして………

「読書感想文」がとても苦手でした。どう書いてもあらすじになってしまうんです。それで母に何度も書き直しを命じられ、かんしゃくを起こし鉛筆で畳を何度もグサグサしカリカリむしりました。今考えると私、かなり気持ち悪い子どもですよね(笑)。
(maims09さん)

「読書感想文が苦手だった」という人、多いのではないでしょうか。今考えたら、本の感想を書くって大人でもなかなか難しいですもんね。それにしても回答者さん、かんしゃくを起こして畳をかきむしるって、なかなかユニークなお子さんだったんですね~。

■感想「つまらなかった」

「読書感想文」です。正直に「つまらなかった」とだけ書いて出したら怒られました。「読書感想文なんて、二度と書かない」って思いましたね。以来、読書はどうも苦手です。
(hyakkinmanさん)

「感想文で読書が苦手になった」っていう人も少なくないかもしれませんねー。でも、それはちょっともったいない気が………。私は「読書感想文の書き方」とか習った覚えがないんですけど、皆さんはありますか。休み前にしっかり教えてもらえれば、宿題は大変だとしても読書嫌いにはならないような気がするんですけど、どうでしょうか。

■「めだかグループ」の私は………

夏休みに通った「プールカード」を休み明けに提出すること。一番泳げない「めだかグループ」所属の私には、プールに通ってハンコもらってくるのがすっご~く嫌で、渋々行ってました。上級の「とびうおさんグループ」だったら毎日でも行ってたでしょうが……。
(noname#159326さん)

「プールカード」ありましたねー。泳げる人は楽しいけど、泳げない人はつらい宿題ですね。とはいえ、こんなふうにプールに通うなんて子どものころだけだし、今ではいい思い出なのではないでしょうか。

■苦手だったけど、楽しい思い出に

夏休みの宿題は「読書感想文」と「自由研究」しかありませんでした。自由研究といってもゴミみたいな工作でごまかすことが多かったですね。読書感想文はあらすじを書いただけでしたね。2年生のとき「泳げるようになる」という宿題が嫌だったけど、一応25メートル泳げるようになって楽しい思い出になりました。
(miku-chiさん)

「ゴミみたいな工作」って………。確かに紙や粘土で作るからすごいものはできないけど、たぶん一生懸命考えて作ることが大切なんでしょうね。でも泳ぎの宿題は楽しい思い出になったみたいで、よかったです。ちゃんとできるようになったり分かるようになったら、宿題も楽しいんでしょうね。

■ダンゴムシの観察

「理科研究」。だって面倒くさいんですもの。特別これと言って知りたいこともないのに研究だなんて。一度ダンゴムシを飼ってその生体を観察しましたが、私が与えたような食べ物は食べないらしくて3日で死んでしまいました。母親が「本当にそれ提出するつもり?」と言いましたが、もう追加研究をしたくなかったので出しました。「30点」と書かれて戻ってきました(笑)。
(grakaiさん)

観察の宿題もありましたね。私はカブトムシやクワガタがのそのそ動く様子や、エサを食べる姿を見て楽しんでた記憶があるけれど、回答者さんにとってはちょっぴり切ない思い出ですね。

■答えは分かってるのに………

「算数のドリル」です。答えもついていて自己採点して提出するのですが、途中の計算方法を書いていないといけないので、面倒だったと記憶しております。
(juntsuboiさん)

もう答えはわかってるのに、もどかしくなる宿題ですね。ドリルといえば「うんこ漢字ドリル」がヒットしていますが、おもしろい問題の算数ドリルだったら、もっと楽しく勉強できるのかもしれません。

■Aくん様様!

宿題は全部嫌だったので、あることすら忘れて遊んでいた。小学校何年生の時だったか、毎日の天気を記録しておかなければならない宿題があったのだけど、1日も記録しておらず、母が「Aくんに聞いてきなさい」と言うので聞きに行ったら、Aくんが全部書きこんでくれた思い出がある。
(noname#155335さん)

毎日の天気を記録する宿題、ありましたね。初日こそ書き込んでも、あとは「忘れてた~」って人は多そうです。最近はインターネットで過去の天気を調べることができるけど、今でもこういった天気の宿題ってあるのかしら。

■「小さな島国」をテーマにすると?

嫌な宿題といえば、6年生の時「ある国について研究し模造紙にまとめあげて発表する」というお題でした。よく分からず小さな島国をテーマにしたら、みんなアメリカ、オーストラリアなどの大きな国で、「間違った!!」と後悔しました。言うまでもなく、発表は盛り上がりませんでした。
(mocuraさん)

この宿題は、社会の自由研究でしょうか。6年生だと大きな国しか知らない子がほとんどですもんね。

■「夏の友」の思い出

一番嫌だったのは「夏の友」です。教科ごとの分量は少ないのですが、先生が出したものと内容がかぶることも多く、「○○について考えよう」とか、地元にちなむ歌や民話が載っていて、なんでこんなものをやらないといけないのか分からないまま小中9年間過ごしていました(冬休みには「冬の友」があります)。
(trgovecさん)

「夏の友」って、私は初めて聞きました! ほかにも「夏の生活が苦手だった」という回答も寄せられていて、いろんな夏休み用の冊子があるみたいですね。回答者さんは興味がなかったようですが、先生側からしたら「せっかくの長い夏休み、地元の歌や民話にも親しんでみよう!」ってことなんでしょうね。

ちなみに、私もやっぱり「読書感想文」が苦手でした~。今でこそ読書は好きだけど、宿題っていわれたとたんに嫌な気持ちになってましたね。あと「自由研究」も悩みの種でした。「自由」っていうのがくせ者で、何をどうしたらいいんだろう………と。今考えれば「ほんと自由に観察したり研究したりすればいいのに」と思うけど、それが難しかったんですよね。

Pouch読者の皆さんが、小学校の夏休みに困った宿題ってなんですか。

参照元:教えて! goo 「困った小学校の時の夏休みの宿題といえば、あれか」
Photo:Rocketnews24.
執筆=シナモン (c)Pouch