東京都板橋区にある「板橋区立美術館」では、2017年9月2日から10月9日まで、展覧会「館蔵品展 江戸の花鳥画ー狩野派から民間画壇までー」が開催されています。

草木や鳥を愛で楽しむことのできる「花鳥画」を無料で観覧できるというこの展覧会に、たびたび “珍客” が訪れている様子。

その “珍客” とは1匹の猫のことでして、最近は毎日やってくるのだそうです。美術館のツイートによると、実はこの猫、現在展示中の椿椿山(つばきちんざん)『君子長命図』に描かれた猫とそっくりらしく、双方を見比べてみるとたしかにめちゃくちゃよく似ているのです……!

【絵から出てきたわけじゃあないよね?】

シンパシーを感じてふらふらっと吸い寄せられたのか、それともまさか、絵から出てきて(?)いるのか。ニャンとも不思議で可愛い現象を伝えるつぶやきのリツイート数は4300超、「いいね」の数は5300超に達しています。

「もしかして、絵に戻りたがっているのかな?」「むしろ抜け出した」「多分子孫」といった具合にコメントも集まっておりまして、なるほど、子孫という可能性はありうるかも……!

【以前から姿を現しているようです】

お客とはいえ猫ですので、中に入ることはできませんが、入り口にやってきては佇んでいるその姿は実に “絵になって” います。

ちなみに美術館の過去ツイートをさかのぼってみると、7月21日にもおんなじ猫ちゃんが登場しているんです。ひょっとしたらココはこの子にとって、ゆったり過ごすことができるお気に入りの場所なのかもしれませんね♪

参照元:Twitter @itabashi_art_m板橋区立美術館
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼なんて素敵なエピソード

▼7月21日も美術館を訪れていたみたい