いつの世も、流行は若い世代から生まれるもの。特に女子中学生や女子高生から生まれる流行ワードには独自性があって、わたしたちを驚かせたり、楽しませたりしてくれます。

2017年は果たして、ティーン女子の間でどんな言葉が流行っていたのでしょう?

参考までに10代女子向け総合メディア「マイナビティーンズ」による調査「2017年ティーンが選ぶトレンドランキング」をチェックしてみたところ、耳馴染みのあるものもあれば、「?」なワードもあって、とっても興味深いんですよね……!

【ぶっちぎりの1位は「インスタ映え」!】

調査対象となっていたのは、13歳から19歳の女性1006人。「モノ」「コト」「コトバ」「ヒト」の4ジャンルについてアンケートを取っています。まずは、「コトバ」部門の結果はこちらです☆

1位「インスタ映え」(75.1%)
2位「熱盛 」(52.9%)
3位「〜ンゴ」(28.2%)
4位「〜な説」(17.1%)
5位「オーマイゴッドファーザー」(14.0%)
6位「BFF」(13.6%)
7位「ありよりのなし」(11.3%)
8位「良きき」(10.5%)
9位「バブい」(5.4%)
10位「すこ」(4.9%)

1位の「インスタ映え」についてはもはや、文句なし! メディアで何度も取り上げられている言葉ですし、流行語大賞にもノミネート済みですものね。若い世代のみならず、幅広い世代に馴染みがあるのではないでしょうか。

【ネットでよく見た言葉多め】

3位の「〜ンゴ」は、「わろた “ンゴ” 」「泣いた “ンゴ ”」といった具合に語尾に付けて楽しむワード。ネットで多く目にしたので、30代のわたしでもかろうじてわかりました。

そのほか「BFF」(Best Friend Foreverの略)や、「ありよりのなし」( “あり” と思ったけどやっぱり “ない” )。「良きき」( “良き” の進化系)、「バブい」(赤ちゃんぽい)なども、普段SNSを見ている方なら、大方の意味を予想できたのではないでしょうか。

またテレビをよく観ている人なら、「〜な説」(TBS系『水曜日のダウンタウン』でよく使われる言葉)や、「オーマイゴッドファーザー」(お笑い芸人・フースーヤのギャグ)を聞いて、ピンと来たかもしれません。

【「熱盛」って、つけ麺のことじゃないのね】

正直なところ、わたしは「〜な説」と「オーマイゴッドファーザー」がわからなかったのですが、もう1つわからなかったのは2位の「熱盛」

調べてみたところテレビ朝日系『報道ステーション』の放送事故がきっかけで流行した言葉なのだそうで、「熱くなるほど盛り上がっている」という意味なんですって。みなさん、ご存知でしたでしょうか?

【年の瀬が迫っていることを実感するランキングです】

ちなみに、流行っているコトの1位はTTポーズ、流行っているモノの1位は「チーズタッカルビ」、流行っているヒトの1位は竹内涼真さんでした。詳しくは参照サイトをご覧下さい!

さて2018年はどんな言葉が流行するのでしょうね。どうでもいいけど、こういったランキングを目にすると、「ああ、今年ももう終わりなのか……」と実感します。1年過ぎるの、早すぎ~~~!!

参照元:プレスリリースマイナビティーンズラボ
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「すこ」は「すごい」という意味らしいのですが、わたしは「好き」という意味だと思ってました

▼「モノ」部門1位は「チーズダッカルビ」

▼「コト」部門1位は韓国のガールズグループ・TWICEの「TTポーズ」

▼「ヒト」部門1位は竹内涼真さんでした☆