「恋は盲目」って、よく言いますよね。何を隠そう、わたしの恋愛はまさにコレなのです。

1度惚れたら最後、考える前にアタックしてしまっているし、どんなに気持ちを隠そうとしようとも「アノ人のこと好きなんでしょ?」と周囲にバレバレ。どうやら自分でも気がつかないうちに、態度に出てしまっているようなんですよね。

この傾向は、20代で落ち着いてくるかと思いきや、30代に入ってからはまさかの “加速” 。この年になるまで「好き♡ 好き♡」言いまくる人生になろうとは予想だにしていなかったわけなのですが、コレも結婚を特に意識せず恋愛至上主義を貫いているからなのかもしれません……。

そんなわたしを含めた、世間に一定数いると思われる恋愛にアツすぎる女子……名付けて、「恋愛沸騰直情型女子」。今回はその恋愛傾向についてお伝えしたいと思います。

【お願い:どうかドン引きしないでください】

この恋に賭けると決めたら、もうそこに向かって突進するのみ。同志のみなさんは「わかる~!」と首をブンブン振っていただけるでしょうし、一方で、真逆のタイプのみなさんはドン引きしてしまうかも? どうか、温かい目で見てください。

しかし「恋愛に挑む勇気が欲しい」と思っている方がいるなら、この熱量を少しでも力にしてもらえたらと願っております。

【恋愛沸騰直情型女子の恋愛傾向】

良い面:
・根っからの「ハンター」なので、自分から口説きにいく。追われるより、追いたい
駆け引きしない。単刀直入に好意を伝える。
・全力でぶつかるので、やり残したことがない。どんな結果になろうとも一切の後悔がない
言いたいことは全部言うので(分かり合いたいから、好意も言いにくいことも、すべて言う)、人柄を誤解されにくい。
・めちゃめちゃ尽くす
・これ以上ないくらい愛をぶつけるから、相手もだんだん愛を返してくれるようになる(最初はあまりしてくれなくても、次第に言葉や態度で示すように)。
超一途。恋愛相手しか見えないので、一切よそ見しない。
・でも相手にしてくれない場合は、新たなターゲットを見つけにいきがち。すなわち、見切りも早い
・そんなわけでネチっこさがなく、重くなりすぎることはない
・恋に落ちると脳内の99.9%が恋愛一色になってしまうが、その情熱を仕事の燃料に変換できるので、特に問題はない。むしろいい仕事ができる。
自分の選択に迷いがない

悪い面:
待てない。見切り発車が多く、相手の気持ちが完全に高まる前に「好き好き好き!」と押しまくってしまう。
・感情の起伏が激しく、泣いたり怒ったり忙しい。その激しさを自分の中で消化できないままぶつけてしまうことも、ままある。
好き嫌いがハッキリしているので、告白されても「迷い」が生じた時点で「無し」。異性として興味がない人に対して一切の猶予を与えない
・気がついたら体が動いているので、恋はいつでも事後報告。友人に出口の見えない恋愛相談をしないためウザがられることはないが、よく心配される。

今挙げた事例はすべて、自分そして周囲にいる恋愛沸騰直情型女子の、典型的行動パターンです。どうです? 暑苦しいでしょう(笑)? 

【もっと「好き」って言っていいと思うの】

好きな人に「好き」と伝えることをためらってしまう人はきっと、少なくないかと思うんです。

もちろん、結果的に失敗してしまうパターンもあるでしょう。けれど「思った以上に相手が優しく受け止めてくれる」、あるいは「時が経つにつれて好意を寄せてきてくれる」、というパターンは少なくないというのが実感としてあるんですよね。

【恋愛沸騰直情型女子の成功例】

たとえばわたしは、あまり脈のない相手に「あなたのことがすごく好きだから、ただ定期的に好きだって言わせてほしい」とお願いしたことがあるのですが、「いいよ~」と軽めに了承してくれ、最終的には向こうから定期的に連絡をくれる仲にまで発展したことがあります。

同志のMちゃんにいたっては、めげずに告白し続け、何度も何度も振られ続けた結果、「もう好きって言わないから」と宣言したところで相手から告白されたという武勇伝の持ち主です。

何が言いたいかというと、人生どんなことが起きるかわからないということ♪ 「好き」だという気持ちが生まれたのなら、思い切って伝えてみると、素敵な未来が待っているかもしれませんよ~!

画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch