ニュージーランド警察が、YouTubeとフェイスブックに求人動画を公開。およそ1カ月間でYouTubeでの再生回数は120万回超、フェイスブックの再生回数は619万回超と、世界中から注目を集めているようなんです。

一体なぜこんなにも、人気があるのか。その理由は、動画を観れば一目瞭然!

めまぐるしく変化するカメラワーク多様な出演者、そして緊迫感あるスタートからはとても想像できない結末のユルさ。何もかもが魅力的で、「だんだんこの職場で働きたい!」って思い始めちゃうから不思議なんですよね~。

【出演者は現役警察官

出演しているのは70人以上もの現役警察官。動画は倉庫のような場所に犯人を追い詰めるという、ものものしいシーンからスタートします。

面白いのは、犯人を追いかける警察官を何人もの警察官がシーンごとに演じているところ。初めに欧米系の女性警察官が登場、障害物を越えると、別のアジア系女性警察官に変わっています。さらに移動してドアを開けると、今度は頭にターバンを巻いた男性警察官にチェンジ。

シーンが変わるたび人種も性別もごちゃまぜに入れ替わるところが、職場環境の多様さを表しているかのようで素敵!

【おや? 警察ネコがいるよ】

途中で登場する警察音楽隊や警察ヘリもぜ~んぶ本物だそうで、警察犬だけでなく警察ネコまで登場したのにはかなりビックリ。ニュージーランドには実際にいるんでしょうかね、警察ネコという存在が……。

【地域住民への優しさにキュン】

さて、犯人の追跡はまだまだ続きます。パルクールの技などをちょいちょい取り入れながら、懸命に走る走る! 必死に追いかける途中でもお年寄りを助けたりエンストした車を押してあげたりと、警察官は地域の人たちへの心遣いも忘れません。

動画の中に「ニュージーランド警察は住民とそのコミュニティを大切にする人を求めている」というセリフが出てくるけれど、まさにこういうことね~!

【求人情報もしっかり盛り込まれています】

ちなみにそのほかには「自分と住民を守るためのスキルも見つけられるし、初任給もいい」「おまけに30以上のキャリアから好きな道を選べるよ~」といったセリフも出てきます。

エンターテインメント性を保ちながらも、求人動画としての役割をキッチリ果たす。100点、いや120点満点の出来栄えですわコレ。

……ところでみなさん、ようやく捕まえた犯人、どんなヤツだったと思います? あのですね、犯人、だったんですよ。……平和か!

参照元:YouTubeFacebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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