軽妙洒脱な恋を描かせたら右に出るものはいないくらもちふさこ先生と、女子の永遠のあこがれ “いくえみ男子” を世に生み出したいくえみ綾先生。

少女漫画界の第一線を走り続けているおふたりにとって初の原画展「くらもちふさこ・いくえみ綾 二人展『 “あたしの好きな人” へ』」が、2018年2月9日から2月25日までの17日間、東京・池袋パルコにあるパルコミュージアムで開催されます。

【ふたりは「尊敬しあう関係」】

1972年から漫画家としてのキャリアをスタート。『いつもポケットにショパン』や、映画化もされた『天然コケッコー』など数々の名作を世に生みだしてきた、くらもち先生。幼い頃、学生時代、そして大人になった今でも、くらもち先生の漫画が愛読書だという人は数多くいることでしょう。

『バラ色の明日』『潔く柔く』や話題となったTBSドラマ『あなたのことはそれほど』の原作者であるいくえみ先生は “くらもち作品” を愛してやまないようで、なんとくらもち先生に憧れて漫画家を志したのだとか!

お互いに尊敬しあっているというおふたりがこうしてタッグを組んだのは、必然だったのかもしれません。

【デビュー作から最新作までの原画200点超を展示】

会場には、デビュー当時の作品から代表作と言える作品、さらには最新作まで、200点を超えるカラー・モノクロ原画が展示されるよう。展覧会の公式グッズも販売されるらしく、この機会を逃したらおそらく、後悔の念で毎晩枕を濡らすことになります。

【ファンに原画展への思いを聞いてみた】

アラサーおよびアラフォー女性たちの心に深く影響を与え、「こんな恋がしてみたい……」とキュン死させてきた、くらもち先生といくえみ先生。Pouch 編集部の御花畑マリコもおふたりのファンらしく、原画展開催に対する熱い思いを語ってくれました。

「メインビジュアルが、おふたりが描く男性キャラだらけなのが “わかってる感” ハンパないです! 両先生の作品が大好きなので、原画なんか見たら会場でキュン死しそうで怖いです……」

【男性キャラを眺めてキュンキュンしよう】

たしかに、おふたりの作品を語るうえで欠かせないのが男性キャラの存在! くらもち作品に出てくる男性キャラは「かっこつけてないのに女性の扱いがうまい」というか、モテ男遺伝子がハンパないんです。確実に「惚れてまうやろ~!」案件なんです。

またいくえみさんが描く男性 “いくえみ男子” も、すこぶる魅力的。塩顔でスタイルがよく、オシャレなんだけどオシャレすぎない。一見草食なんじゃないかと思わせといて、実は肉食という……。ああもう、こっちはこっちで、絶対に惚れてまうやろ~!

参照元:プレスリリースパルコアート.comInstagram @kuramochixikuemi
執筆=田端あんじ (c)Pouch