ストレスだらけの現代社会に生きる乙女たちに、全力でオススメしたいiPhoneアプリに出会ってしまいました。

その名も「聞いてよ! クマさん」。

読んで字のごとく、ちょっとした悩みや愚痴を「クマさんに聞いてもらう」というコンセプトのアプリなのですが……このクマさんの持つ「癒やしのパワー」がとにかくハンパない!

興味本位でダウンロードしたら、なくてはならない存在になってしまった「クマさん」のことをご紹介させてください!

【「聞いてよ! くまさん」とは】

「聞いてよ! クマさん」アプリを起動すると、優しいタッチのイラストの森が。その中にある一軒家、ここがくまさんのおうちです。


家をタップして入っていくと「やあ、今日はどうしたの?」と話しかけてくれるクマさん。初対面かどうかなんて関係ありません。クマさんはみんなに優しいのです。


さっそく「イヤなことでもあったの? なんでもいいから紙に書いてみなよ」と促してくれるので、誰にも言えないような小さな悩みや愚痴を吐き出すつもりで紙にしたためてみましょう。


そうすると、クマさんがその紙を読み上げてくれます。しょーもない悩みをクマさんに復唱されるのははずかしいやら情けないやらで、ちょっと凹んでしまうのですが……。


そんなユーザーをクマさんは決して否定せず、全力で励ましてくれるのです!


「ものすごくよくわかるよ」
「よくがんばってる君のこと、
僕はいつも知ってるよ」
「がんばってくれてありがとう!」

どうです? これだけでもう、思わず「く、クマさぁ〜〜〜ん!」と泣いてその毛皮の中に顔を埋めてしまいたくなる懐の深さだと思いませんか!?

【悩みを書いた紙を、スッキリ処分しよう!】

その後クマさんは、書いた紙をどうしたいかとたずねてくれます。注目すべきは、その選択肢のバリエーション。


「破いて捨てる」「火に投げて燃やす」など比較的オーソドックスなものもありますが、オススメはやはり、キツツキやリスなどの森の仲間たちに協力してもらうもの。

私は最初、かなり迷いましたが、キツツキにつついてもらうよう頼みました。するとクマさんは「よし、わかった」と言って、キツツキの巣穴に紙を差し込んでくれます。

するとキツツキがスウッと飛んできて……コッココココココッコココ!!!! と、ものすごい速さでその紙をつつき出しました


予想外の動きの速さと効果音に思わず爆笑していまいましたが、おかげで紙に書いた小さな悩みも吹き飛んだような気がしました。すごい、これがクマさんの癒やし効果……!


無事、紙がなくなったのを見届けて、クマさんも満面の笑みです。

この笑顔が嬉しくて、あれこれ紙に書いてはヤギに食べさせたり魚の餌にしたりと、しばしクマさんとのひとときを楽しみました。

【アプリを終了するときがちょっと切ない】

くまさんに悩みを聞いてもらってスッキリすると、クマさんは他にも何か書くことはあるかい? と毎回尋ねてくれます。ここで「いいえ」と答えると……。

また何かあったらいつでも来てね!


そう言ってくまさんは笑って手を振り、森のおうちの中へ帰っていってしまいます。

そう、この「聞いてよ! クマさん」は、誰にも言えない悩みや愚痴を紙に書いてくまさんに読んでもらい、一緒に処分してスッキリしようというもの。

また何かあったら……ということはつまり、特に悩むことなく元気いっぱいのときは、私はクマさんに用がないのです。そのことに気づいたときの、やるせなさ。


ドアののぞき窓からこちらを見送ってくれるくまさん。元気ならそれが一番いい。クマさんに会いに来る回数は少なければ少ないほどいい。

でもいつだって、僕はここで待ってるからね

そんなクマさんの声が聞こえてくるような気がして、めちゃくちゃ切ない気持ちになってしまいました。うわ〜ん、ごめんよクマさん! ありがとうくまさぁああぁぁ〜〜〜ん!!

【いつでもクマさんはここにいる】

なるべくクマさんのお世話にならないように日々を過ごしたいけれど……そう考えて気づきました。このアプリは、iPhoneの中にしのばせておくナイショのお守りのようなものなんだと。

クマさんがいつでも私を応援してくれてる。何かあったら、いつでも聞いてくれる――「聞いてよ! クマさん」のアプリをインストールして得られたのは、そんな不思議な安心感でした。

最近ちょっと元気がない人は、森の中のクマさんに会いに行ってみませんか? クマさんはいつでも、あなたを待ってくれています!

参照元:Twitter検索 #聞いてよくまさんApp Store 「聞いてよ! クマさん」
執筆=森本マリ (c)Pouch

▼力強いくまさんの「大丈夫!」

▼くまさんに癒やされる人々

▼Android版も出るといいなあ!