“妖怪” や “ミイラ” など、ちょっぴりオカルトな世界に目がないみなさ~ん! 2018年4月21日から5月13日まで、愛知県・名古屋PARCO西館8階パルコギャラリーで、「妖怪・ミイラ展 ~浮世絵から幻獣ミイラまで~」が開催されますよ~!

こちらの展覧会には、妖怪をモデルにした浮世絵や、人魚・河童・烏天狗などのミイラ。さらには日本で唯一の現存する「件(くだん)」の剥製も展示されるのだとか。

「件」とは、 “人” と “牛” から成る漢字そのまま、半人半牛の姿をした妖怪のこと。未来を予言し、その絵姿は厄除招福の護符になるとされているそうなので、足を運ぶだけでご利益が期待できるかも……!?

【浮世絵にミイラ…不思議な世界へようこそ~】

展覧会の見どころは数あれど、やはりまず触れておきたいのは妖怪の浮世絵、そして奇妙な生き物たちのミイラです。

会場に並ぶのは、妖怪資料コレクターであり研究家として著名な湯本豪一さんが蒐集した国内最大級の妖怪資料「湯本豪一コレクション」の一部。

葛飾北斎による浮世絵「百物語 お岩さん」や「番町皿屋敷」。コレクションからの初の一般公開となる「百鬼夜行絵巻」、「神農化物退治絵巻」、「錦絵:白縫譚」、「茨木童子図名古屋帯」など珍しい作品ばかりが展示されるそうで、浮世絵も妖怪も大好きなわたしの胸はドキドキわくわく~♡

なお、2019年の春には広島県三次市にコレクションを収蔵・展示した「湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)*仮称」が開館予定とのこと。興味がある方は、こちらにも足を運んでみるといいかもしれませんね♪

【実はミイラの正体は○○だった!】

気になるのは人魚・河童・烏天狗などのミイラの存在ですが……実はミイラの正体は、哺乳類・鳥類・爬虫類といった生物を加工したものなのだとか。これらを学術的な解説とともに、紹介してくれるそうですよ。

【「件」を御神体にした神社が登場】

そしてもうひとつ気になるのは、冒頭でも触れた「件の剥製」の存在です。

展覧会には「妖怪願掛け神社」が設置され、その御神体として剥製が展示される模様。希望者は “お守り” として「件」とのツーショット写真を撮影することができるそうなので(税込み500円)、この機会は見逃せませんよ~。

【恋人・友だち・家族を誘ってレッツゴー☆】

そのほか会場では書籍や雑貨などの妖怪グッズ販売コーナーが設けられるほか、初日には湯本さんと、「件」の所有者である作家の木原浩勝さんが展示物を説明してくれる「ギャラリートーク」も企画されています。

入場料は一般が1000円、高校生・中学生が800円、そして小学生以下が600円(前売り券はそれぞれ100円引き)となっています。妖怪&オカルト大好きっ子のみなさんは、この春は日本のへそともいえる名古屋に集合しましょう~!

参照元:プレスリリース妖怪・ミイラ展 / テレビ愛知
執筆=田端あんじ (c)Pouch