ちっちゃな頃から一重まぶたの私。パッチリ二重に憧れて、中学に上がる頃にアイプチを始めました。その甲斐あってか中2で左目だけ二重になったものの、未だに右目は一重のまま……。

そんなこんなで、いまだにデートや撮影のときは二重まぶたにするべく「アイプチ」を使い続けておりまして、気づいたら使用歴20年の大ベテランです。まさか、35にしていまだにアイプチのお世話になってるなんて。

今回は、そんなアイプチのへヴィー古参ユーザーである私が感じる、「アイプチあるある」を紹介したいと思います!

【アイプチあるある34連発】

・アイプチを初めて買うときのドキドキ感は異常
・誰かに買うところ見つかったらどうしよう……
・初めて買ったアイプチはコージー本舗の「アイトーク」だ
・キャップを開けた瞬間、液のあまりの臭さにビビる
・サスマタみたいになったY字プッシャーを見て「誰がこんなの思いついたんだろう」と思う
・二重のガイドラインを作るが最初はなかなかうまくいかない
・二重の幅を欲張るとだいたい失敗する
・いざアイプチの液を塗り二重にすると、自分の顔が変貌してビックリする
・二重にはなったけど、なんか思ってたんとちゃう……
てか、誰?
・こんなの母親に絶対バレるやんけ
・クラスメイトにもバレるやんけ
・寝過ぎて目をこすったら二重になったとバレバレの嘘をつく
アイプチを人に指摘されると死にたくなる
・他人のアイプチには速攻気づく
・ある日アイプチしてる人がまぶたを閉じたり、薄目になったりするとまぶたが引き攣れてるのを発見する
・それを見てアイプチの要は「まぶたを閉じるときの自然さ」だということに気づいてしまう
・めんどくさいときは指に唾つけてまぶたをゴリゴリこすってアイプチを落とす
・アイプチ剥がした直後はしばらく二重のままで「お、このまま二重になっちゃう?」と期待
・翌朝、ふつうに一重に戻ってる
・付属のY字プッシャーはいつのまにか紛失する
・しかしプッシャーはヘアピンでも代用できるので特に問題ない
・慣れてくるとめっちゃ高いアイプチに興味が出てくる
・買ってみるけど安いのと大して変わらない……
メザイクが出たときは革命が起きたと思った
・でもメザイク、使うのめっちゃむずい……
・メザイクはまぶたにはさみを当てて、テープを切るのが怖すぎる
・絆創膏を切って使うのが一番自然らしいという噂を耳にする
・たしかに自然だけど絆創膏をいちいち切るのめんどくさい
・まぶたを閉じたときの自然さを追求した結果、片面アイテープに手を出す
化粧をすると油分でアイプチが剥がれるという問題に直面する
・しかしアイテープはアイテープで、うまくアイシャドウが乗らなくて悪目立ちする
・特にブラウン系以外のカラフルなアイシャドウを塗ったときの悪目立ち感がすごい
伏し目にしても自然で、化粧がちゃんと乗るアイプチはないのかよ!!!!!!!!
理想のアイプチ探しの旅は、ガンダーラを目指す西遊記のように果てしない
・大人になってもアイプチ使ってるって恥ずかしいな……
・開き直って周囲に「アイプチ使ってるんだけど」と自分から話す
・いっそプチ整形しようかな……と検索しては美容整形のHPをそっと閉じる
いつの日か完璧なアイプチが発売されることを信じている

いかがだったでしょうか。二重になるための我々の果てしない戦いと血の滲むような努力が伝わるとうれしいです。そして、誰かのアイプチに気づいても、これからは見てみぬふりをしてもらえるとありがたい……です……。

執筆・撮影=御花畑マリコ (c)Pouch

▼これが二重の線をつくるY字プッシャー(なくしがち)

▼こうやってまぶたに押し当てて使う

▼伏し目にしたときに目立つアイテープ……