イケメン消防士たちがモデルを務めるカレンダー、ニューヨークのタクシードライバーたちによる一風変わったカレンダーなど、世界には数多くの “ある職業に特化したカレンダー” が存在します。

そして今回ご紹介するのは、カナダ・バンクーバー市警察に勤務する警察犬たちがモデルのチャリティーカレンダー。

合計15匹の警察犬チームと、彼らを訓練するスタッフが出演しているカレンダーの価格は約1300円。オフィシャルショップではすでにソールドアウトになっているほど、大人気の商品となっているんです。

【売り上げ金はがん患者のサポートのために寄付】

海外サイト「Bored Panda」によれば、警察犬カレンダーが誕生したのは2009年のこと。

警察官のマイク・アンフィールド(Mike Anfield)さんが、乳がんとの闘いの末2004年に亡くなった妻のキャンディー(Candy Anfield)さんを称えるために始めたプロジェクトで、売上金はがんの予防や治療など全方向からのケアを行う「ブリティッシュ・コロンビア州がん基金」や、病気の子どもたちをサポートする「ブリティッシュ・コロンビア州児童医療基金」に寄付されるとのこと。

実は故・キャンディーさんも、夫とともに働く警察官でした。彼女の遺志を継ぐべく、乳がん患者を支援する団体「キャンディー・アンフィールド記念基金」も立ち上がっていて、こちらの団体も警察犬カレンダーの活動を支える柱となっているようなんです。

【普段は街の平和を守るために奮闘】

普段は犯人の追跡や犯罪捜査、麻薬および爆発物の検出など、多岐に渡って活躍している警察犬たち。バンクーバーだけでも毎年1万件を超える通報に対応しているそうで、この事実だけで十分、頼りになる存在だということがわかります。

【オフモードっぽい写真がかわええええ】

優秀な警察犬たちはカレンダー撮影に挑んだときもきちんと従順だったらしく、できあがったショットはどれもキマってるう!

すっかりオフモードで大口を開けてあくびをしたり、サングラスをかけたまま車窓から顔を出したり、コーヒーショップのカウンターで相棒(人間)とブレイクタイムをキメたりと、どれもこれもすっごく画になっているんですよね。

愛くるしい表情に、一目で恋に落ちてしまうこと必至。来年は売り切れる前に確実にゲットしなきゃ、ですね!

参照元:Shop Vancouver Police FoundationInstagram @vancouverpdInstagram @vanpolicefndFacebookBored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼カレンダーの中身がわかる動画はこちら / みんなでテーブル囲んでるやつとコーヒーショップのやつが好きです

▼警察犬たちが誕生日を迎えるたびにお祝い投稿するほど愛が深い!