ファッションヘアメイク、さらにはゾンビなど、これまで Pouch でもたくさんご紹介してきた「100年の変遷」を振り返る動画シリーズ。

今回注目したのは海外女性雑誌Glamour Magazineが公開した『メガネの100年(100 Years of Glasses )』という動画で、文字どおり「この100年間にメガネがどのような変化を遂げていったのか」、その歴史を振り返ることができる作品となっているんです。

トップバッターを飾る1920年代に登場するのは、「Pince-nez」と呼ばれる鼻メガネ。念のため言っておきますが、仮装用として販売されているのをよく見かける、アノ鼻付きメガネのことではありませんよ。

【なんてエレガントな鼻メガネ!】

鼻の頭をパッド足でギュッと挟み込むタイプのこちらのメガネは、ツルがないのが特徴。ネックレスのように両脇に華奢なチェーンがついているだけなので、普段使いはしにくそうですが、アクセサリーとしては大変魅力的に見えるんですよね。

20年代にはもうひとつ、耳全体をホールドするようなかたちのツルを備えた、丸メガネも登場します。ブリッジ部分がちょうど真ん中あたりにあるので、ちょっぴりコミカルな印象になってきゃわゆい!

【30年代以降もどんどん変化してゆくけれど…】

続く30年代になると、メガネのブリッジ部分がやや上に移動。

40年代になるとフレームがスリムになって、眉毛に沿うようなフォルムに。そして50年代になると、両端が猫の目のようにキュッと上がった “キャットアイ型” が流行するなど、時が経つごとにどんどんブラッシュアップされていくのがわかります。

しかしながら、どの時代のメガネも今つけていても全くおかしくない気がするので、この点は他の「100年の変遷」シリーズには見られなかったことかも!

スクエア型にキラキラのストーンがほどこされた60年代のメガネも、ビッグフレームがレトロかわいい70年代&80年代のメガネも、打って変わってミニマムサイズに様変わりした90年代のメガネ、00年代のセルフレームも、色褪せない魅力を放っているんですよね。

【あなたはどの時代のメガネがお好み?】

その後2000年代に登場するメガネは、40年代の “眉毛に沿うようなフレーム” に現代的な要素をプラスしたもので、流行は繰り返すものなのだとしみじみ。

2010年代のトレンドである “クリア(透明)なフレーム” やヴィンテージ風も含めて、どの時代のメガネも甲乙つけがたいほどに魅力的ですので、さっそくご覧になってみてはいかがでしょうか。

ちなみにわたしは、冒頭でご紹介した鼻メガネと、70&80年代に登場したビッグフレームタイプがツボです。みなさんもこれぞというお気に入りを、見つけてみてくださいね♪

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼50年代のキャットアイもかわえええ