エスカレーターに乗る際の注意喚起にはさまざまありますが、今回注目したいのは “履き物” に関するものです。

一般社団法人 日本エレベーター協会の公式サイトによると、靴やサンダルの巻き込みには注意が必要とのこと。

特にビニール樹脂製のサンダルなどは、摩擦でステップと側面の間に巻き込まれる場合があるというんです。

【クロックスが一瞬で巻き込まれていく…】

その怖ろしさを目の当たりにするのが、海外サイト「Imgur」に投稿されていた、1本の動画。

ユーザーlewisnelさんによって撮影されたもので、樹脂製サンダルのクロックスを、エスカレーターの端すれすれに置いてみたところ……。あっという間に側面へと吸い込まれていって、見るも無残に “ぺっしゃんこ” になってしまったではありませんか!

【足が入っていたらと思うと怖い】

くるくると巻き込まれながら平たくなっていく、クロックス。まるで紙をくしゃっと丸めるかのごとく小さくなってゆく様子を見ていると、段々と背筋が寒くなってきます。

もしもこのサンダルに、自分の足が入っていたら……。そんなことを想像して底知れない恐怖を感じたのは、きっとわたしだけではないはずです。

【子どもに多い事例なのかも?】

動画にはたくさんのコメントが集まっていて、

「自分の娘が数年前に経験した」

と話す人も。幸い大事には至らなかったようですが、日本エレベーター協会のビニール樹脂製サンダルに関する注意喚起も “子どもの利用” という項目に書かれていたので、ひょっとすると子どもに多い事例なのかもしれません。

【必ず「黄色い線」の内側に乗るようにしよう!】

クロックスの公式サイトでも「エスカレーター安全利用に関するお願い」というページがあり、エスカレーターでは黄色い線の内側に乗り、乗り降りの際にも線に足を踏み入れないようにと注意喚起がありました。

クロックスにかぎらず、運動靴やTシャツが巻き揉まれた事例を見たことがあるとコメントしている人たちもいて、ますます背筋が凍ります。

エスカレーターを乗っているときによく耳にする「黄色い線の内側にお入りください」という注意喚起を必ず守って、不測の事態が起こらないよう気をつけたいものですね。

参照元:Imgur一般社団法人 日本エレベーター協会crocs
執筆=田端あんじ (c)Pouch