ベルギーのブロガー、 ハネス・コーデニス(Hannes Coudenys)さんが2012年に立ち上げたのは、ヘンテコな作りの家ばかりを取り上げてゆくインスタグラムアカウント「Ugly Belgian Houses」。

なんでもベルギーには “普通じゃない” 風貌の家が多いらしく、それらを記録として残すべく写真を撮り始めたとのこと。

日が経つごとにファンは増えていき、2019年4月現在のフォロワー数は6万2000超。2015年には奇妙な家ばかりをフィーチャーした写真集まで発売(!)してしまったというのだから、継続は力なり、ですね~!

【たしかにヘンテコハウスばっかりだわ】

インスタグラムに掲載されているのは、窓の配置が人の顔そっくりな家に、正面だけ美麗にデザインされている家。

屋根に階段があるように見える家に、全体が傾いているように見える家。

これでもか!というほどに窓が多い家。

逆に窓がほとんどない家など、個性豊かな家ばかり。あまりにも “攻めている” ため、実在するのか疑ってしまうほどなんです。

【ベルギーは建築の規制が緩めらしい】

海外サイト「Bored Panda」によるハネスさんのインタビューによると、ベルギーの人たちは建築に関して “流れに逆らうことを好む” のだそうで、建築に関する法規制も緩めになっているとのこと。

そういった背景が、風変わりな家を増やしているのかもしれませんねぇ。

【屋根しかないし、ちぎれてるやん】

どの家も個性豊かでそれぞれにぶっ飛んだ魅力があるのですが、個人的にツボだったのは、 “屋根しかない家” “半分にちぎれた家”

前者は普段わたしたちが目にする “三角屋根” の部分がそのまま居住空間となっているデザイン、後者は途中から家がなくなっているようにしか見えないデザインなんです。

特に後者はなぜこんなことになってしまったのかわけがわからず、頭の中が「?」でいっぱいになってしまうんですよね。

【いかにヘンテコか競っているようにも見えるナ…】

そのほかにも、ポストが死ぬほどある家に、エジプトのピラミッドみたいな家など、奇想天外な家がずらり。

競いあうかのようにヘンテコな家を建てているようにも見えて、ベルギーの人たちのことを愛さずにはいられなくなるわ~!

参照元:Instagram @uglybelgianhousesbol.comBored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch