冬といえば鍋ですよね~。激辛好きの私としては、自宅でもキムチ鍋や火鍋を食べて体を温めたいところ……なのですが、ここでひとつ大きな問題が!

小学生と保育園児のいる我が家では、激辛料理、食べたいのになかなか家で食べることができない……!!! きっと激辛好きの主婦の皆さんも、私と同じようなフラストレーションを感じているのではないでしょうか。

うーむ、主婦が自宅で激辛欲を発散する方法はないものか……。そこで浮かんだのが、私がこよなく愛する旨辛ラーメンチェーン「蒙古タンメン中本」のテイクアウトメニュー。あれを使えば、自宅でひとり用の「中本鍋」が作れるんじゃない……?

寒い冬にピッタリな激辛鍋、果たしてうまく作れるでしょうか……!?

【「麻婆丼弁当」はライス抜きにするべし!】

関東を中心に20店舗以上を構え(2019年12月現在)、コンビニのカップ麺のヒットでも知られる「蒙古タンメン中本」。実はテイクアウト用のメニューもあるんですよね。今回は麻婆単品弁当(税込550円)を購入。

ライスの上に麻婆が乗った「麻婆丼弁当」というのもありますが、今回は鍋にするのでライス抜きで麻婆のみが並々と入った「麻婆単品」にするのがミソです。

続いてスーパーで鍋の具材を購入。なるべく中本のラーメンに忠実にしたいと考え、キャベツ、もやし、ニラ、にんじん、豚肉をチョイス。野菜は何種類かミックスされた袋入りのものを買うと便利です。……自分ひとりならこういうのも全然アリ!

材料がそろったところで帰宅。さあ「ひとり中本鍋」、作っていきましょう!

【蒙古タンメン中本の麻婆が鍋に】

まずはスープの準備から。水150mlに鶏ガラスープの素、ウェイパー、豆板醤、粉末の一味唐辛子をお好みで混ぜて、ひとり用の鍋に注ぎます。

鍋を火にかけスープが沸騰してきたところに具材を並べ、その上にテイクアウトしてきた中本の麻婆をどろ~っとかけます。

……お鍋に中本の真っ赤な麻婆が乗っている様子はかなり新鮮。けれど、ゆで卵や豆腐、紅しょうがといった中本で見慣れたトッピングが、これはたしかに中本であることを教えてくれます。

ビジュアル、香りともにうっとり……を通り越して興奮してきました。もはや若干、変態の域ですが、激辛フェチってそういうとこあるからしょうがないですよね?(ということにして先行きます)

【アツアツで激辛、体もあったまる~!】

これでお鍋に蓋をしてぐつぐつ煮込んでいきます。途中で水分があふれんばかりに出てきたので、最初のスープは150mlではなくもっと少なめ、50ml~100ml程度でもいいかもしれません。

しばらくして中の具材が煮えたら完成! ではいただきますっ!!!

……見た目はキムチ鍋と変わらないような赤さですが、食べるとまごうことなき「蒙古タンメン中本」味!! キャベツやニラを入れたのが功を奏して、お店でラーメンの具を食べているかのような気分になれます。

あの旨辛味を自宅でも楽しめるなんて最高……! しかもお鍋なので体もホカホカにあったまるし、麺が入っていないぶんヘルシーなのもうれしいです。

【ひとりだからアレンジも自由!】

もちろん、〆にラーメンや白ごはん、うどん、おもちなど入れるのもよし。溶き卵やとろけるチーズなどトッピングするもよし。さらにお店に近づけて、豆腐やキクラゲなどを追加してもよいかもしれません。自宅でひとりなので、自分の好きなように自由にアレンジできるのが、この鍋の何よりの魅力です!

激辛好きの皆さんにおすすめの「ひとり中本鍋」。この冬、テイクアウトにひとアレンジ加えて、自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか?

参考リンク:蒙古タンメン中本
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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