今年2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される年! 世界各国から観光客が訪れることが予想されるため、巷のお店が大いににぎわいそうです。

しかし当の店舗関係者のみなさんは、売上および客数増に期待していないようなんです。それどころか、むしろ客足が減りそうだと予想している人もいてビックリ~!

一体なぜ、お客さんが減りそうだと感じているんでしょ!?

【期待していない人多すぎ~!】

参考にしたのは、中小事業者の調査・研究開発部門「エキテン総研」が行った「東京オリンピック・パラリンピック開催にむけて準備していることについての調査」。

店舗の口コミ・ランキングサイト「エキテン」に掲載中の全国の店舗経営者および集客・販促担当者1887名を対象に調査したところ、なんと82%の人が「オリンピック開催による売上・客数増を期待していない」と回答していたのです!

【理由を知ると納得です】

一体なぜ「期待しない」のか、その理由を見てみると、約半数以上が

・開催会場が近くにないから
・観光客が利用する業態ではないから

と回答。

さらに個人の意見を見ていくと

逆にお客様が会場に出向いてしまいお客様が減ってしまうかもしれない。ラグビーワールドカップのときがそうだった(千葉県 / 飲食店)
・オリンピック開催期間はTV視聴のためむしろ来店減少している実績データがある(岐阜県 / 整体院)
・道路規制による売り上げ減が予想されるから(神奈川県 / 花屋)
・東京圏と札幌以外ではほぼ関係ないでしょう(大阪府 / リサイクル店)
・都内混雑により顧客の足が遠のくことに不安がある(東京都 / 鍼灸院)

といった声があがっていて、どれも納得! 自宅でオリンピック観戦する人は多いでしょうし、混雑を避けるため、むしろ出歩かなくなる可能性大ですもんねぇ(涙)。

みなさんの意見を見るに、オリンピック中継を行う飲食店などならまだしも、他だとあまり大きな影響はないのかもしれません。

【キャッシュレスを導入する店が増加】

ちなみに「オリンピック開催に向けて実施している / しようとしている取り組み」1位は、ダントツで「キャッシュレス決済の導入」でした。訪日外国人への対策としても、キャッシュレスは不可欠ですもんね!

開催期間中にニッポンの経済が上向くのか否か、気になるところ。少しでも多くのお店が繁盛しますように~!

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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