洋服よりもストーリーのほうが気になってしまうことでおなじみ、女性ファッション誌『CLASSY.(クラッシィ)』の着回しコーデ。

どん兵衛を主食にする超貧乏女子が主人公の物語など、これまで数多くのブッ飛びストーリーを世に送り出してきました。

ただいま発売中の4月号(2020年2月28日発売)の着回しコーデも奇想天外すぎるものでした。

主人公は、会社の先輩と3年に渡って不倫を続けている美絵子(30)。そんな美絵子のもとに現れたのは……イケメンの幽霊!? 

【「大島てる」で幽霊か確かめる場面も】

幽霊なのか、それとも別の何かなのか。正体不明のイケメンと奇妙な同棲生活を送ることになってしまった美絵子(マジで何者なんだ)。

本当に幽霊なのか確かめるべく、事故物件公示サイト「大島てる」にアクセスしつつも、

「30歳だし、こういうことにテンパっちゃだめよね」

とかなんとか言って、自分をいさめます。いや、あの、こんな状況になったら誰でもテンパると思うよ美絵子……。

【自分以外は見えない!?】

しかしどうにもこうにも気になるので(そりゃそうですよね)、

「家にカッコいい何者かがいる」

と言って、親友2人を呼び出したしかめてもらうのですが……。

2人にはイケメンの姿が見えず、美絵子はますます混乱!

幽霊と呼ぶには爽やかすぎるイケメンに最初こそ戸惑ったものの、美絵子はいつしか、イケメンに親近感を覚えるように……。そしてその気持ちはやがて、恋心へと変化していくのです。

【美絵子の順応性が高すぎて心配】

……と、ここまで読んで、私の頭の中は「?」でいっぱいに。

イケメンの存在が怪しすぎるし、なによりこの状況をわりとすんなり受け入れてる美絵子が心配だし、もはやコーディネートなんて頭に入ってくるわけがありませんっ。

唯一の救いは、イケメンの登場によって不倫相手ときっぱり別れられたことだけ。

ひょっとしたらこのイケメンは、不倫の沼から逃れたくても逃れられなかった、美絵子自身が作り出した幻影だったのかも……(涙)。

【さて物語の結末は…?】

それはさておき、美絵子が恋心を自覚した途端、イケメンは突如姿を消してしまうんです。

悲しみにくれる美絵子でしたが、意外なかたちで再会を果たし、最終的にはハッピーエンド♪ その結末はぜひ、あなたのその目でたしかめてみてください。

【1冊の本にまとめてほしいわ】

いやはやそれにしても、『CLASSY.』の着回しコーデは、いつだって期待を裏切りません。

着回しコーデの背景にするにはやや重すぎるストーリー(しかも奇想天外)に毎度驚かされますし、いつかまとめて本にしてほしいくらいです~!

参照元:CLASSY.
執筆:田端あんじ (c)Pouch