リアルな動物の絵かと思いきや……ぜんぶ切り絵! しかも材料はただの紙ではなく、世界各国の紙幣を切り貼りしてるんですって〜〜〜!

驚きのアート作品を制作しているのは、ギリシャを拠点に活動するビジュアルデザイナーのカリス・ツェヴィス(Charis Tsevis)さん。

Nike、Google、フェラーリ、トヨタ、IKEAなど、名だたる企業とも仕事をしているアーティストです。

【再現度の高さにビビる】

カリスさんによる紙幣を使ったアート作品は、「マネー動物園(Money Zoo)」「マネー牧場(Money Farm)」「マネージャングル(Money Jungle)」と名付けられ、シリーズ化されています。

公式サイトとインスタグラムから鑑賞できるのですが、どれも写真と見まがうほどの精巧さ!

トラもライオンも今にも動きだしそうなくらいリアルで、まずはその美しさに目を奪われます。

【ズームするともっとビビります】

さらに絵をズームして見ると、ますます目が離せなくなるはず。

ドル、ユーロ、ペソ、ルーブル、ポンドなどなど、世界各国のあらゆる紙幣が動物たちを形作っていて、感嘆のため息が漏れ出てしまうに違いありません。

かくいう私も、紙幣だと知った瞬間「すごい!」と声が出てしまいました。カリスさんによれば、古い紙幣やクーポン・証明書なども用いて制作しているそうで、材料を集めるのも大変そう……!

【金融機関に飾るアートを依頼されて制作】

マネーシリーズが生まれたきっかけは、金融機関の本部に飾るためのアートを依頼されたこと。

カリスさんはわたしたちの生きる社会を「お金のジャングル」に、その金融機関を「そこで生き抜く力強い動物」になぞらえて、このシリーズを制作することにしたそう。

「ライオンのように強い」「チーターのように速い」など、特性を表現するための手段として動物を例に出すのはままあることですが……「お金のジャングルを生き抜く動物」として貨幣を使った作品に至るその発想力に、ただただ感服です~!

参照元:Charis TsevisInstagram @tsevis
執筆:田端あんじ (c)Pouch


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