Netflixの大ヒット韓国ドラマ『愛の不時着』に並んで人気なのが、同じく韓国発のドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』。

ドラマは1シーズン全16話で、1話あたり1時間強。

まっすぐで正義感の強い主人公パク・セロイ(パク・ソジュンさん)が、強大な敵にビジネスで復讐していくサクセスストーリーで、Netflixランキングではここ数カ月、常に上位にランクインしています。

今回は同作のファンになった私が、ハマったポイントを分析。あらすじと共にみなさんに紹介したいと思います!

【ドラマのあらすじ】

主人公のセロイは、高校生のとき、ひき逃げ事故で父を亡くして天涯孤独に。事故の犯人に復讐しようとした結果 “殺人未遂犯” として投獄されてしまいます。

ひき逃げ事故の犯人は、韓国一の飲食系企業「チャンガ」の会長の息子。息子はセロイとの示談を申し出るのですが、会長は偽の犯人を用意して、事実をもみ消してしまうんです。

この親子とはかねてから因縁(というか悪縁)があったこともあり、セロイは “ビジネス” で復讐することを誓います。

刑期を終えたあと、7年かけてお金を貯めて、 “韓国の六本木” こと梨泰院に居酒屋「タンバム」を開店したセロイ。

個性豊かなスタッフと一緒に、店を繁盛させようと奮闘するものの、会長が次々嫌がらせを仕掛けてきます。

この難敵にセロイはどう立ち向かうのか……というのが物語の軸。また小さな店から巨大企業へと成長していく過程も必見です!

【ハマるポイント8つ】

その1:名言から学ぶセロイの「人生哲学」

セロイは実直を絵に描いたような人。自分の信念を貫き、信じたいと思った人をとことん信じる、まぶしいくらいまっすぐな性格をしています。

それは発言にも表れていて「一瞬は楽になる、だけど繰り返すうち人は変わる」「俺の価値は俺が決める」「お前はお前だから、他人を納得させなくていい」など名言ばかり。

また「ビジネスにおいてもっとも大切なのは “人” 」と常々公言していて、言葉どおり、なにがあっても従業員を守る姿勢に胸を打たれるんです。

その2:守られるのではなく「守る」! 新しいかたちのヒロイン

そんなセロイの右腕として「タンバム」を切り盛りするのは、IQ162の天才でソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)のチョ・イソ。

20歳とまだ若いものの、高校生の頃からインフルエンサーとして活躍しマーケティングにも優れていることから、お店のブレーンとして大活躍します。

イソはセロイのことが大好きで「この人に手を出すやつは全員潰す」が信条。持前の多芸多才を活かし、時には体を張ってまで(ビンタされる、過労で倒れるなど)、セロイのことを守ろうとするんです。

その3:複雑に絡み合うラブ相関図

イソはセロイを愛しているけれど、セロイは初恋の人・スアにずっと思いを寄せています。

スアもセロイが好きですが、様々な事情でプラトニックな関係からなかなか進めないまま。そんなスアに恋心を抱いているのは会長の息子(セロイの父をひき逃げした張本人)で、この時点ですでに複雑~!

いっぽうで、イソに恋しているのは、セロイを兄のように慕う「タンバム」従業員のグンス。実はグンスは「会長の “愛人” の息子」でもあり、恋愛模様だけでなく、人間関係も超複雑なのです!!

その4:自分らしく生きる魅力的な登場人物たち

主人公とヒロインだけでなく、脇役も魅力的なのがこのドラマの特徴。

「ラブ相関図」でも触れたスアとグンス、個性豊かな「タンバム」従業員たち、かつてセロイが救った “元・いじめられっこ” のファンドマネージャーなど、「この人好き!」と思えるキャラクターがたくさん出てきます。

「タンバム」の従業員は、元ヤクザやトランスジェンダーなどで構成されていて個性強めなのですが、自分らしく生きる姿が好感度大!

その5:ジェンダーや人種における差別問題も描いている

「タンバム」従業員には、トランスジェンダーの女性と、韓国×ギニアのハーフの男性がいます。

ふたりはたびたび社会から差別を受けていて、特にトランスジェンダー女性は「あからさまな差別にさらされ、好奇の目で見られる」という辛い経験をしてしまいます。

深く傷ついた彼女が取った行動は胸を打たれるもので、個人的には、ドラマの中でもダントツで心に残っているシーンです。

その6:飲食店を成功させるハウツーなど、ビジネス面での学びもある

「ビジネスで復讐を遂げる」ドラマなだけあって、ビジネスの描写が多く、この点が多くの男性視聴者のハートをつかんでいるとよく耳にします。

ヒロイン・イソによる「飲食店を成功させるハウツー」や、セロイの復讐シーンに出てくる「株主と会社の関係」など、得られる学びも多い!

経営を勉強したい人にとっても必見のドラマといえるのではないでしょうか。

その7:会長による執拗な嫌がらせ vs 屈しないセロイ

セロイの復讐相手である会長は、大物である自分に「信念」だけで歯向かってくるセロイのことをよく思っていません。それどころか「敵」とみなしているため、あの手この手で商売の邪魔をしてくるんです。

「タンバム」が入居しているビルを買って出ていくように仕掛けたり、大きな投資話を振ってだましたりと、徹底的にセロイを叩きます。

しかし、嫌がらせに屈するセロイではないっ! 何度でも立ち上がるセロイに勇気をもらえるはずです。

その8:山あり谷ありだったけど…ラストにスカッとする復讐劇

何度でも立ち上がるセロイですが「もうダメかも」と思わされるシーンも多々あります。決して順風満帆ではない毎日でしたが、15年(!)という長い歳月をかけて、辛抱強く復讐し、のし上がっていく姿は必見です。

一部では “韓国版『半沢直樹』” ともいわれているらしいのですが、それも納得。キッチリ復讐を果たす最終回は、それはそれはスカッとしますよ~~~!

ビジネスや復讐だけでなく、ラブやヒューマンドラマなど、さまざまな要素が詰まっている『梨泰院クラス』。

ストーリーだけでなく、梨泰院のおしゃれな雰囲気やおいしそうな料理なども見どころなので、ぜひご覧になってみてくださいっ!

参照元:NetflixInstagram @netflixjp
執筆:田端あんじ (c)Pouch