あ〜、毎日暑いッ! 料理はおろか、キッチンに立つのもイヤだわぁ!

そんな気分のときにオススメなのが、野菜と主食が一緒にとれる、ボリュームたっぷりのサラダ。冷やごはんで作るライスサラダなどは、夏にぴったりのメニューです☆

今回ご紹介するレシピは、トマトとキュウリのサラダにパンをプラスした、イタリアはトスカーナ地方の家庭料理「パンツァネラ」。おうちにある材料で、パパッと作れるお手軽サラダです。

お酢とオリーブオイルをたっぷり吸ったパンは、まるでチーズのように濃厚なおいしさ! 手軽に作れてカラフルな色味もステキです。それでは早速、作ってみましょう♪

【材料】(4人分)

パン…6枚切り食パンなら3枚、バゲットなら1/2本
トマト…3コ
キュウリ…1本
赤玉ねぎ…1/2コ
バジル…3〜4枚(お好みで)

※パンツァネラに使うパンは、購入してから少々時間が経ったものでOKです。

●調味料

ビネガー…大さじ2
オリーブオイル…大さじ3
塩、コショウ…適宜

【作り方】

1. パンは適当な大きさにちぎる。

2. 大きめのボウルにひと口大にカットしたトマト、薄切りにした赤玉ねぎ(※5〜10分程度水にさらすと辛さが和らぎます)、キュウリを入れ、軽く塩をしてスプーンで混ぜる。

ちぎったパン、オリーブオイル、ビネガーを加えてスプーンで混ぜ合わせ、塩・コショウで味を整える。(※この段階で冷蔵庫で保存すれば、翌日までおいしくいただけます)。

食べる直前に手でちぎったバジルを加え、全体を軽く混ぜたらできあがり!

【古くなったパンを賢く活用】

パンツァネラは本来、日が経って固〜くなってしまったパンをビネガー水に浸して、やわらかくしてから、切った野菜と混ぜ合わせて作ります。

でも、パッサパサの固いパンを食べる機会って、お米が主食の日本ではほとんどない……ですよね。なので、少々パサついた食パンやフランスパンであれば、そのままサラダに混ぜて大丈夫です。

【ハムやチーズなどをプラスしても!】

シンプルなサラダなので、いろんな具材と合います。ハムやゆで卵、あるいはツナ缶などを加えてタンパク質をプラスしたり、チーズやオリーブ、あるいはアボカドなどを加えてもおいしいですよ!

また、パンツァネラは作った翌日でもおいしくいただけるので、お弁当にもぴったり☆ 冷蔵庫にある具材で、気軽に作ってみてくださいね。

レシピ・撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch