毎年話題になる「都道府県魅力度ランキング」茨城県は7年連続最下位という不名誉な結果が続いていましたが、2020年は42位と久しぶりに最下位を脱出しました〜!

私の生まれは広島ですが、父の仕事の都合で小学生から高校生までは茨城で暮らしていました。今でも実家は茨城ですし、心は茨城県民……!

そんな私にとって茨城の魅力度ランキングUPは嬉しいニュース。ようやく世間が茨城の魅力に気づき始めてくれましたね♡

ということで、茨城県が都道府県魅力度ランキング最下位を脱出した4つの理由をご紹介したいと思います。

※あくまでも個人の見解です。

【茨城、最高ですよ!】

<理由1:シルバニアパークがある>

茨城の「こもれび森のイバライド」には、世界でも数少ない「シルバニアパークが存在します。

可愛くて平和なシルバニアパークはシルバニアファミリーファンのみならず、人類にとって癒しの場。

現代社会に疲れた人たちがシルバニアパークを訪れ、愛らしいショコラウサギちゃんやクマの村長・パトリックさんとふれあい、茨城の魅力に気づいたことは間違いありません。

<理由2:スーパーの納豆コーナーが広い>

日本のスーパーフードとも言われる納豆は、茨城の数少ない名物。(茨城は納豆のほかにも、ほしいもやメロン、栗など特産物がたくさんあるのになぜか名物として定着していないような気がして、茨城県民としては悔しい限りです。)

東京に来てから気が付いたのですが、茨城のスーパーの納豆コーナーの充実っぷりはスゴイのです! 全国に流通している定番ものから茨城独自のブランドまで、様々な納豆がズラリと並んでいます。

私は納豆が大好きで、茨城に住んでいるときは「スーパーにはたくさんの種類の納豆があるのが当たり前」と思っていたので、東京のスーパーでの納豆コーナーの狭さには驚きました。

納豆好きは迷いなく茨城に住むべきです。

<理由3:そびえ立つ牛久大仏が心強い>

茨城の名所のひとつ「牛久大仏」。青銅製の立像として世界最大120mの大仏様は、他の大仏様と違って座り姿ではなくなぜか立ち姿で茨城を見守って下さっています。

近くにはあみプレミアムアウトレットもあるので、お買い物にも便利な好立地。茨城に引っ越した当初は、そびえ立つ牛久大仏の姿に「何で立ってるの!?」と驚きましたが、今ではすっかり日常になりました。

むしろ、この大仏様のご加護もあって、茨城は最下位を脱出したと言っても過言ではないでしょう。

<理由4:ロケ地としても選ばれる多彩な風景>

茨城はよく、テレビや映画のロケ地としても使われています。東京から近く、のどかな畑から学園都市の近未来的な景色まで、絵になる風景が多いのです。

そうそう、高校の同級生に「特撮のロケ地が通学路になるからこの学校を選んだ」という筋金入りの特撮ファンの女の子がいたのには驚きました。

彼女と下校すると「ここは○○レンジャーが戦った場所なんだよ……」と解説してくれて、味気ない通学路がちょっとドラマチックな場所に思えたのもいい思い出です。

つまり、茨城に来ると、毎日がドラマになってしまう……。これも人々を魅了する理由です。

【いっぽう複雑な心理も…】

実は今回の魅力度ランキング最下位脱出、茨城県民はさぞ喜んでいるのでは……と思いきや、意外にも喜んでいない人も多い様子。

理由をたずねると「最下位の方が話題になるから」「中途半端な順位はいらない」とのこと。茨城県民としてのプライドを感じる理由に「単純に喜んじゃった私、茨城県民としてまだまだだな」とちょっぴり反省しました。

【ぜひ茨城へ♡】

他にも「袋田の滝」や「ひたち海浜公園」「筑波山」など、たくさんの名所がある茨城。なのに何でこんなに魅力が伝わらないのかな……と思うのですが、おそらく交通の便が悪く、車がないとスムーズに観光しづらいのが原因のひとつではないでしょうか。

私も車の免許を持っていないときは「茨城って不便だな」と思っていたのですが、車の免許を取得してからは道路も駐車場も広いのが茨城の良さのひとつだなと思えるようになりました。

つまり逆に言えば、車があれば茨城の名所をたくさん楽しめるはず!

まだまだ知られていない魅力が多い茨城。車の運転が出来る方はぜひドライブも兼ねて、ぜひ茨城に遊びにいらして下さいね♡

執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch