おうち時間が増えたことから、ペットを飼う人が増えているようです。

ペットを迎える前に知っておきたいのが、1年間でどれくらい飼育費用がかかるのか

ペット保険「アニコム損害保険」の調査によると……平均で犬は約34万円、猫は約16万円が年間でかかるそうなんです。

【トリミングで差が出ました】

ペット保険の契約者3532名を対象にした今回の調査。

飼育費用として挙げられた「支出」は、「フード・おやつ」「ケガや病気の治療費」「トリミング料」など。

昨年2020年の数字を見ると、「フード・おやつ」代は、犬が約6万5000円で猫が約4万3000円。「ケガや病気の治療費」は、犬が約6万円で猫が約3万2000円。

「トリミング料」は、犬が約5万円で猫が約4000円と、トリミングをする・しないでだいぶ差が出ていることがわかります。

【ペットにお金をかけているのは「美容院」「医療費」】

注目したいのは、3割以上の飼い主が「美容院」「医療費」は自分よりもペットに多くかけている、という事実。

「自分自身よりもペットに費用をかけているものTOP3」は、

1位 「美容院」(32.9%)
2位 「医療費」(30.8%)
3位 「食費」(21.0%)

と、多くの人がペットを優先させていることがわかります。

【少しでも長くいっしょにいたいからこそお金がかかる】

また飼い主に「美容院」や「医療費」をかける理由を尋ねてみると、

「健康を保つ上で、トリミングも必要不可欠。医療も人とは違い、様子見ができないため」
「こまめに健康診断をし、軽度の異常でも積極的な治療を行っているから」
「できることは全てしてあげたい」
「少しでも長く一緒にいたいから」

といった回答が寄せられました。

動物は人間のように保険がきかないので、おのずと医療費がかさむことになります。

どれくらいお金がかかるのか、十分なケアをしてあげられるのかをしっかり理解したうえで、ペットとの向き合い方を考えたいですね。

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

スライドショーには JavaScript が必要です。