2021年5月18日にカンテレ・フジテレビ系で放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』第6話。

第1章完結編となる今回は怒涛の展開! 視聴者の多くが「えっ……ええ!? えええええ!!!!!」と動揺したことでしょう。

もっとも衝撃的だったのは、とわ子(松たか子さん)の親友・かごめ(市川実日子さん)の死

こんな悲しすぎる展開、誰が予想できたでしょうか……。

【第6話あらすじ】

前回第5話で姿を消して以降、とわ子は不在のまま。

そんな状況下で、偶然にもとわ子の元夫3人&彼らに好意を抱く女3人が集ってしまい、流れで「餃子パーティー」へと発展してしまいます。

パーティーの最中、女たちから「そういうところがダメ」「あの態度はない」など散々文句を言われる元夫たち。

腑に落ちないながらも、夫たちはふと思うのです。「とわ子は自分たちのことを、どう思っていたのか」と……。

【アレもコレも「伏線」だった】

いっぽうそのころ、とわ子は娘・唄(豊嶋花さん)と一緒に病院にいました。

とわ子が病院にいた理由……それは心筋梗塞で突然死した親友・かごめに付き添っていたから。

思い返せば、かごめは前回の第5話で「肩が痛い」と口にしていました。この症状は心筋梗塞患者によく見られるものだそう。

さらに、かごめは「実家では葬式をあげたくない」と話していたこともあって、コレぜ~んぶ伏線だったのね……。

いやいや、そんなん絶対予測できないじゃん……。

【『カルテット』の名言を彷彿させるシーンに泣いた】

印象的だったのは、かごめが生前住んでいた部屋で、とわ子が涙を浮かべながら食事をするシーン

お葬式を終え、仕事までこなし、かごめが住んでいた部屋でかごめの遺作となった漫画を読みながら、目に涙を浮かべながらご飯をもくもくと食べるのですが……

鼻をすすりつつ料理をほおばる姿は、TBS系ドラマ『カルテット』に出てきたセリフ

「泣きながらご飯を食べたことがある人は、生きていけます」

を彷彿とさせます。

とわ子は、かごめが亡くなったときも、お葬式の最中も、決して涙を見せず気丈にふるまっていました。

きっと誰よりも悲しくて、寂しくて、やりきれなかったけど、少しでも親友が望むお葬式にしてあげようとお花やBGMに口を出すとわ子……。

2人の関係は、親友よりもはるかに深く、「家族」そのものだった……というのがよくわかりました。

ああ、このシーンを思い出すだけで泣いてしまう(涙)。

【コレ…10分でやる内容じゃないよね!?】

ちなみに……かごめの死の描写が出てきたのは放送開始から35分を過ぎたあたり

ここから約10分で、親友が亡くなり、お葬式をあげて、1年の月日が経って新たな男性との出会い(オダギリジョーさん)までが描かれ、あれよあれよと進むストーリー……怒涛の展開すぎるぅ!

かごめの死も受け止められないのに、すぐさま1年が経過してとわ子の「人生第2章」がスタートしちゃうだなんて、私の心は追いつけないよ~!

けれど、人生とはそういうものなのかもしれません。

予期せぬことが起こっても、日常は続く。そしていつのまにか、新しい日々が始まっている。

怒涛のラスト10分には、そうした思いが込められていたりして……?

こんな感じで、衝撃が大きすぎた第6話。

次回第7話からは「とわ子の人生最後の恋」がスタートするようで、またしても目が離せない回となりそうです!

参照元:カンテレInstagram @omamedatowakoTwitter @omamedatowako
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼そして、とわ子の人生は続く……