近頃では、SNSで話題になることも多い「生理」の話。

毎月経験する女性にとっては「当たり前」のことでも、男性にとってはなかなか理解しにくい場合もあります。

そこで参考にしたのが「男性の『生理』理解度調査」!

男性たちに、生理の頻度や症状についてどれくらい知っているのか尋ねてみたところ、興味深い意見が寄せられたようなんです。

【生理の頻度を理解している男性は多い】

株式会社PLAN-Bが運営する商品比較メディア「エラベル」が行った今回の調査。

10代〜60代の男性581人のうち、「生理に理解がある」と答えた男性は44.8%と約半数弱

さらに、どれくらい理解しているのか探るべく「生理の頻度」について尋ねてみると、最も多かったのは「4週間に1度」(75.9%)

基本的に生理は月に1度」と理解している男性は7割以上ということがわかりました。

【知ってる症状1位はダントツで「イライラする」】

個人的に気になったのは「知っている生理の症状」という項目。生理には人によって様々な症状がありますが、どういった症状が認知されているのでしょうか。

最も多く票を集めたのは「イライラする」(89.1%)で、驚くことに「1週間程度の出血」(76.9%)よりも10%以上も数が多い……!

なお、3〜5位までは「腹痛」(71.3%)・「倦怠感がある」(57.0%)・「気分が落ち込む」(55.2%)。

いずれも生理にはつきものの症状ですが、「イライラする」がダントツTOPに。

またこうしてみると、体と心の両方に何らかの症状が現れると理解している男性もいるみたい。

【生理にかかる金額は…】

一方で「生理用品にかかる1ヶ月の金額」について。

一般的に生理にかかる1ヶ月の金額は1600円程度※だそうですが、これに近い回答を選んだ男性は

・1,000円〜1,500円 …31.3%(182人)
・1,500円以上…20.7%(120人)

約半数でした。

金銭的な負担への認知度が上がることで、昨今の問題となっている「生理の貧困」への理解度も深まるのではないでしょうか。

【互いに歩み寄ることも大事ですよね】

ちなみに、「パートナーの生理周期を知りたい」と回答した男性は59.2%。

知りたい理由1位は「気遣い・サポートしてあげられるから」というもの。

また「生理にまつわる失敗談」という項目では、

「職場の場合、彼女は頑張り屋だからとの言葉を鵜吞みにしてしまい、生理による貧血で職場で倒れてしまうまで仕事をさせてしまったこと」(20代 / 自営業)
「学生の頃生理中だと思われる子に無神経に今生理?と聞いてしまった。本当はそっとしておいてほしいはずなのに。優しくサポートしてあげるべきだった」(40代 / 会社員)

といった回答があり、生理について男女で話し合うことの大切さを実感させられました。

さてみなさんは、この結果をどう思う!?

※:Yahoo!ニュース「一生で生理に関連する費用はどれくらいかかる?「生理の貧困」問題」より

参照元:プレスリリースYahoo!ニュース ELABEL
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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