2021年10月31日に投票と開票が行われる「第49回 衆議院議員総選挙」。

これに先がけて、YouTubeに動画『VOICE PROJECT 投票はあなたの声』が公開されました。

出演しているのは、菅田将暉さん、橋本環奈さん、小栗旬さん、渡辺謙さんなど、そうそうたるメンバー。

世代を超えて「あなたの1票は、あなたの声です」と、投票を呼び掛けています。

【広告ではなく「市民プロジェクト」】

『VOICE PROJECT 投票はあなたの声』に出演しているのは、秋元才加さん、安藤玉恵さん、石橋静河さん、小栗旬さん、コムアイさん、菅田将暉さん、Takaさん、滝藤賢一さん、仲野太賀さん、二階堂ふみさん、橋本環奈さん、前野朋哉さん、ローラさん、渡辺謙さんの13名。

「これは広告でも政府の放送でもなく、僕たちが僕たちの意思で作った映像です」

という言葉から始まる、市民による自主制作プロジェクト動画です。

【自分とは無関係と思っていたけど…】

今の日本の選挙投票率は、約5割。

印象的だったのは、ロックバンドONE OK ROCKのTakaさん素直な言葉です。

「政治のことなんて興味なかったし、それだけ僕はすごく幸せな環境で生きてることができていたんだなっていうのを今になって実感します」

「自分の1票で何か変わるのかって、疑問に思う瞬間もあった」

「誰に投票していいか分からないとかもあると思う」

おそらく、同じように思っている人は多いでしょうし、「自分とは無関係」と感じる人もいるかもしれません。

それでも、実際は “無関係” ではなく、これまでも「1票の集まり」で社会が決められてきました。

Takaさんが最後に口にした「(投票は)僕に与えられた大事な権利」というひと言は、かつては政治に興味がなかったというからこそ強い説得力を感じました。

【若い世代の意思を示すことが大事】

特に若い世代の投票率が低いことを受けて、

橋本環奈さん「まず意思を示さないと」

コムアイさん「その世代(若者)が軽んじられるということだから。政治をウォッチしているよってことをアピールする」

二階堂ふみさん「自分を大切にすることにもつながっている」

ローラさん「自分にも責任があるんだという気持ちを持って足を踏み出すことが大切じゃないのかな」

と語りかけており、ひとつひとつの言葉にハッとさせられます。

【海外の動きが日本にも!】

海外では、著名人が投票を呼び掛けることは珍しくないですが、日本ではあまり見られませんでした。

こうしたプロジェクトは「大きな1歩」といえるのではないでしょうか。

世代も性別もバラバラな有名人たちが、自主制作のプロジェクトに協力しているというところにも、感動を覚えます。

10月31日は、私たちが自分の手で未来を決める大切な日。さあ、選挙に行きましょう!

参照元:YouTubeInstagram @tohyo_koeTwitter @tohyo_koe
執筆:田端あんじ (c)Pouch