じわじわ気温が上がってくるとやっぱり食べたくなるのは、暑い国の食べもの。

フェリシモのナチュカル・シュークラブでは、世界各国の美味しいごはんやスイーツなどを気軽におうちで楽しめる至れり尽くせりな手づくりキットがたくさん。

特にこれからの季節におすすめなのが「台湾シリーズ」なんだそう♪

編集部に「台湾芋団子&台湾シロップ手づくりキット」が届いたので、南台湾のやさしいおやつ “台湾芋団子” こと地瓜圓(ディグアユェン)づくりに初挑戦してみました。

【材料すべて計量済み! すぐに始められます】

「台湾芋団子&台湾シロップ手づくりキット」には、芋団子ミックス、きび糖、さつまいも、シロップ用のきび糖、黒糖が入っていました。

すべて計量済みなので、食べたいと思ったらすぐに作り始められます。

【粉からつくる芋団子】

「小宇宙食堂」のリンシエさん監修によるレシピを参考に、芋団子とシロップをつくっていきましょうっ。

まずさつまいもは皮ごとやわらかくなるまで茹でて、粗熱が取れたら皮をむいて適当な大きさに切ります。芋団子ミックスとさつまいもボウルに入れたら手でつぶしながらこねていきます。

さつまいもの甘みだけでは物足りない場合はきび糖を足し、どうしても生地がかたまりにならない場合は、さつまいもの茹で汁をちょっとずつ足してみましょう。

しばらくこねていると少々粉っぽさはありますが無事かたまりになりました。

かたまりにした生地を長方形に成形してから切ると、レシピの写真に似た四角い形にできたよ。力を込めすぎるとボロボロ崩れてきますのでご注意を。

四角い形になった生地たちをお湯を沸かして茹でていきます。浮かんできてつやが出てきたら茹で上がり。私は大きめに切ってしまったので気持ち長めに茹でてみました。これで芋団子は完成。

そのままおいておくと、ベタベタしてお互いがくっついてしまうので、白玉づくりと同様にとりあえず水の中に入れておきました。

【台湾シロップもつくるよ】

つづいてシロップをつくります。きび糖を弱火で空焚きしてから火を止め、その予熱で黒糖を入れて混ぜ合わせます。写真を撮っていたら焦げそうになって焦りました。

水を入れて砂糖が完全に溶けるまでかき混ぜながら火にかけます。すると……甘さ控えめでさらさらのシロップのできあがり!

【甘さ控えめなのに満足感すごい】

芋団子にシロップをたっぷりかけていただきます!

さつまいもを使っているので、芋団子はほんのり黄色いやさしい色合いに。ベースは白玉粉とわらび餅粉なので食感は白玉団子に似ていますが、ほんのりお芋の香りに癒やされる〜!

スプーンの大きさと比較してみると、そんなに量が多くないのがおわかりいただけると思いますが、このおやつ、満腹感がすごいです。素材の甘さを活かした滋味深い味わいは1度食べると何度もつくりたくなる味。

【ワクワク感と新たなおやつのレパートリーを手に入れた】

一見むずかしそうで、つくり方が全然イメージできなかった異国のおやつも実際に挑戦してみたら、日本でも入手できる材料で気軽につくれちゃうことが判明。

白玉にさつまいもを練り込むというアイデア、なかなか日本では思いつかないよね〜!

今回使用したキットのお値段は2人分で税込み3436円。ちょっぴりお値段はかかりますが、ワクワク感と新たなおやつのレパートリーを手に入れた経験はプライスレスでした。

ワークショップ感覚なのにおうちで楽しめるのも気軽でインドアな私には最高でした。気になった方はぜひ公式サイトを覗いてみてね。

参考リンク:ナチュカル・シュークラブ
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch