2022年11月の日本テレビ系金曜ロードショー』は2週連続 “大ヒット邦画” 特集! 1週目となる本日11月11日夜9時からは昨年2022年に公開されて話題になった『そして、バトンは渡された』を地上波初放送します。

義理の父と娘、そして義理の母と娘。血の繋がりがない2組の親子の物語が同時に進行していき、やがて交錯してゆく……。

タイトルの本当の意味を知ったときに、胸の奥から深い感動が押し寄せるはず!

【あらすじ】

親の都合で4回も苗字が変わった高校生の優子(永野芽郁さん)は義理の父・森宮さん(田中圭さん)とふたり暮らし。互いに血の繋がりはないものの、穏やかで料理上手な父と仲睦まじく暮らしていました。

けれど学園生活はうまくいっていないみたい。いつも笑顔でいるクセが災いし「男に媚びをうっている」と女子生徒から反感を買ってしまいます。

いっぽうその頃……自由奔放な魔性の女・梨花(石原さとみさん)は、泣き虫な女の子・みぃたん(稲垣来泉さん)の父・水戸(大森南朋さん)と結婚。義理の娘にも愛されて、母として幸せな日々を送っていましたが、ある日突然夫が「海外で仕事をするからついてきてほしい」と宣言したからさあ大変!

ひと悶着あったあとに梨花とみぃたんは日本に残ることを決意しますが、ふたりに待ち受けていた運命とは……!?

【伏線が張りめぐらされている!】

2019年に本屋大賞を受賞、累計発行部数120万部を超える(※トーハン調べ)瀬尾まいこさんによる同名小説を実写映画化した本作。日本アカデミー賞では永野さんが優秀主演女優賞、石原さんが優秀助演女優賞に輝きました。

劇中では、ふたつの家族の物語が同時に進行していき、少しずつ交わって、点と点が繋がっていきます。

全てを見届けたとき、ちょっとしたシーンも伏線だったことに気づくはず。誰目線で見るかによっても、感じ方が変わってくるかもしれませんよ……!

【梨花はなぜ姿を消したのか】

本作のキーパーソンは石原さん演じる梨花です。

目的のためなら手段を選ばず、自由気ままに行動して人生を謳歌しているように見えますが、実は大きな秘密を抱えています

また梨花は、義理の娘のみぃたんを心から愛していますが、ある日突然姿を消してしまうんです。

幼い我が子を置いていなくなった理由、そしてタイトルの意味。物語のラストで明らかにされる全貌は涙なしには観れません。テレビの前で、2つの家族が行きつく結末を見届けてください!

参照元:日本テレビ(1)(2)(3)Twitter @kinro_ntv
執筆:田端あんじ (c)Pouch