俳優・岡田准一さんが園長 “超ひらパー兄さん” を務める大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク(通称:ひらパー)」。

ひらパーといえば、岡田さんが自身の出演作を自らパロディーしていくCMでおなじみです。

待望の新作CMには、既視感のあるマント&甲冑を身に着けた岡田園長(おかだ えんちょう)ではなく、「岡田園長(おかだ そのなが)」が登場。

ん? あの……これってもしかして……現在放送中のNHK大河ドラマの「あの役」のパロディーですか!?

【CMがカオス】

超ひらパー兄さん就任10周年を迎えた2023年の新作CMタイトルは『その時メリーゴーラウンドが動いた』。まずはストーリーをご覧ください。

時は遊園地戦国時代。全国に群雄割拠する遊園地の中、京阪電車の枚方公園駅からすぐの「遊園の地」、すなわち遊園地に不動の園長として君臨する漢がいた。
長い月日を経て、漢は更なる高みを目指すべく鬨(とき)の声を上げる。
「出陣じゃあー」

岡田さんが出陣の雄たけびを上げた瞬間、ぐるぐると回り出すメリーゴーランド。そして画面いっぱいに表示される「就任10周年特別呼称 岡田園長(おかだ そのなが)」という文字ーーー。

いやいや、その「特別呼称」ってなんですか! ひらパー公式サイトには「なんとなくだが、元服して名前が変わるみたいな感じであろうか」などと書かれています。そう……なんとなくね……。

その後もぐるぐると回り続ける「岡田園長(おかだ そのなが)」。最後に「訓読みじゃぁ〜〜!」と雄たけびを上げたあと、CMは幕を閉じたのでした。

【「やるだろうとは思ってた」】

この衣装、この名前、どう考えてもNHK大河ドラマ『どうする家康』で岡田さんが演じている「織田信長」です。

これまでにも様々な作品を全力パロディーしてきましたが、さすが10年目、今回も振り切っております! 訓読みにすることで「わざわざ」寄せにいっているところにもジワるわ……。

新CMはSNSでも話題沸騰中で、ひらパー公式ツイッターには、

「朝から笑いました」
「これOKなんですかwww」
「やるだろうとは思ってたけどいつも最高の形でやってくれて笑ってますwww」

といった声が寄せられています。

【ロングムービーも面白すぎる】

今年2023年春のひらパーのテーマは「どうする園長」(また寄せにいってる!)。

愛する地元・枚方のために、ひらパーを盛り上げ続けてくれた岡田園長の10周年を記念して、公式サイトでは就任10周年記念ロングムービー『愛』篇を公開しています。

この10年間にオンエアしたCMのハイライトで作った、集大成ともなるロングムービー。全力で「おま!」ポーズをしたり、コースターを思いっきりぶん投げたりと、振り切っている岡田園長が走馬灯のように流れてゆく……。

最後の最後に放たれる「なにやらされてんねん、俺」という岡田園長のセリフも最高なので、こちらもぜひご覧ください。

ちなみに10周年を記念して、ついにパーク内には岡田園長像が建立されるのだそう! 銅像になる岡田園長も、銅像を建立しちゃうひらパーも、やっぱり最高すぎるわ。

参照元:プレスリリースひらかたパークTwitter @hirapar_pr
執筆:田端あんじ (c)Pouch