2018年10月25日、ニューヨークのオークションハウス「クリスティーズ(Christie’s)」に、ある1枚の絵画が登場。オークションにかけられた結果、事前予想価格の45倍となる、約4900万円の値が付きました。
ここまでは、よくある話。何が驚きかって、この高額がついた絵を描いた作者は、人間の画家ではなく、なんと人工知能・AIだったのです。
エドモン・ド・ベラミ(Edmond de Belamy)という名前のフランス人男性の肖像画らしく、700×700mmの大きさのキャンバスには、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて男性用礼装として用いられたフロックコートをまとった男性の姿が描かれています。