「カンヌ国際映画祭」にまつわる記事

カンヌ最高賞受賞!韓国映画『パラサイト 半地下の家族』はコメディから予測不能サスペンスへと展開していく名作です

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年1月10日公開)です。『グエムル-漢江の怪物-』などヒット作多数のポン・ジュノ監督の最新作で、カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した話題作です!

世界中で大ヒットしており、実に評判のいい本作。私は試写で観させていただきましたが、想像のはるか上を超える出来で、「2020年のナンバー1映画決定!」と言ってもいいくらい大興奮しました。では物語から。

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【カンヌ最高賞】映画『万引き家族』は自分の中の “正義” が揺さぶられる傑作 / 社会に見捨てられた家族の生き様に胸がエグられます【最新シネマ批評】

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。

今回ピックアップするのは第71回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した是枝裕和監督の最新作『万引き家族』(2018年6月8日公開)です。受賞のニュースが日本全国を駆け巡り、多くのメディアで紹介されていたので、ご存じの人も多いでしょう。
なぜこの作品は受賞したのか? どうして万引き家族なのか? そんな疑問を持ったまま上映がスタートしたのですが、あっという間に世界観に引き込まれ、切なくも素晴らしい作品だったのです。では物語から。

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“息子は他人の子だった” 苦悩する福山雅治/カンヌ国際映画祭 受賞作『そして父になる』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した是枝裕和監督作『そして父になる』です。6年間育てた息子が他人の子だったという真実に直面した二組の家族の物語。挫折を知らずに生きてきたエリートの主人公が、初めて正解のない問題に直面し、自分の心と向きあい、家族と向き合い、初めての苦しみを味わうのです。

坂本龍馬でもない、ガリレオの湯川でもない、究極の選択に苦しむ普通の男を演じたのは福山雅治。彼にとって大きな挑戦でもある作品です。

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