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【路地裏ぶらり】メルヘン童話のような森ガールの「聖地」を歩こう! ため息が出るほどにカワイイお店へ

2011年5月19日

東京都杉並区にある高円寺が、おしゃれな街として注目を浴びています。

5月14日(土)と15日(日)、JR高円寺駅北口にある「あづま通り」で、路上フリーマーケット「縁台ふるほん市・拡大版」が開催されました。これは、あづま通り商店街にまつられている弁天様の縁日にちなんだイベントです。古書をはじめ、雑貨やアートの露店もたくさん出店されていました。

記者が「あづま通り」を訪れたのは今回が初めて! 「あづま通り」は、舗装された道が歩きやすく、フリマの時間は歩行者天国。とっても快適です。

「あづま通り」という名前をどこかで聞いたことがある、と思って良く考えてみたら、森ガールの「聖地」と呼ばれていた場所だということを思い出しました。

さっそく街を眺めてみると、白壁が晴天にまぶしい「Too-ticki(トゥーティッキ)」というお店のドアが開いてます。絵本の中に出てきそうな、メルヘンチックな雰囲気。

店内に入ると、思わず叫びたくなるほどの可愛らしさ! なんと、無数に区切られた小さいボックスのそれぞれに、雑貨が入っています。羊毛フェストのパンダ、マカロンのストラップ、きのこの人形など、どれもこれもカワイ過ぎる!

お店の方にお話しを聞いたところ、このボックスは、作家さんが自分の作品を展示できるスペースでした。お店を訪れるお客さんは男性も女性もいて、作品を持ち寄る作家さんは、女性に加えて男性作家も多いのだそうです。

高円寺について店員さんは、「新しい人たちがいつもやってきて、元からいる人たちと混ざり合い、元からいる人が外から来た人を見て見ぬふりをするようなことがないところ」と話してくれました。「高円寺に住むと、抜けられなくなりますよ!」とも。

次に入ったお店は、緑に包まれたカフェ&ギャラリー「HATTIFNATT(ハティフナット)」。

山小屋風の階段を上がり、奥の部屋に行くと、壁じゅうに作家さんによる絵が描かれています。メニューはかわいい本になっていて、お会計の際はアルファベットが描かれた木のスプーンをレジで渡します。

この日はまだ5月中旬だというのに、東京の気象台が日最高気温25度以上を観測し、夏日となりました。

フリーマーケットには、森から出てきたような女の子から、Tシャツとサンダル姿にカメラをたすき掛けにしたカメラ女子まで、おしゃれな女の子がたくさんいました♪

夏に向けて、今はまだ過ごしやすい季節。おしゃれを探しに高円寺へ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

(ライター=竹内みちまろ)

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