台湾のコンビニに入ったら、珍しい光景を目にしました。中型ワンコが飼い主と一緒に入店していたのです。ワンコのはしゃぎっぷりから見ても、盲導犬などではなさそう。
店員に怒られるんじゃないか……チラリとそっちの方に目をやると、まったくの無関心ぶり。普通に接客しています。お客さんのなかには嫌がる人もいるのでは……チラリと様子をみると、犬の存在など初めからないというような関心のなさです。
いったい何をしているのだろう。様子を見ていたら飼い主がエサをふたつ、右手と左手にひとつづつ乗せてワンコの前に差し出しました。なんと気に入ったエサを選ばせているようです。当然ワンコは尻尾をブンブン振って嬉しそうにしているわけですが。
恐るべし台湾。まさかワンコが市民権を勝ち取っているとは恐れ入りました。それにしても、まつげが長くて足がすらっと伸びた美人犬。飼い主にも、かなり甘やかされているようで幸せオーラが漂っていました。
(写真、文=めるりんこ)