誰かと一緒じゃなきゃご飯食べられな~い! なんて、ひとり飯(メシ)に偏見を持つ女性は要注意。このご時勢、誰かと行動を共にしないと何もできない金魚のフンタイプちゃんは、はっきり言って「ウザイ」だけと男性に思われちゃいますよ。
そんななか、女性がひとりで回転寿司を食べに来るという通称、「回転女子」が増えているそうです。
実際記者(女)がひとりで回転寿司へ行くと、昼間の3時だというのに3人ほど女性がひとり回転を楽しんでいました。キュートな20代女子から、優雅な年配女子までと幅広い。回転寿司くらいひとりで来られない女性は、ちょっぴり人生損しちゃってるかもしれません。
というわけで本日は、お寿司を上品かつ大胆に満喫するための、ひとり回転女子のお作法お教えします。
【女子力を高めるひとり回転寿司・完全マニュアル】
初めて回転寿司にひとりで入るときは、わずかながら緊張するものです。だけど、お寿司を食べに来ている人たちは、次に食べるネタのことで頭の中が一杯なので、入店してくる人のことなんかほとんど気にもとめません。入り口で軽く一礼したら、胸を張って堂々と入るべし。
1、 席は入り口付近か奥の席をセレクト
回転初心者なら、すぐに出られる入り口付近の席か、人目に付かない一番奥に座りましょう。空いているときはできるだけ人口密度の少ない場所(両隣は空き)を狙います。くれぐれもカップルのそばには座らないように!
2、 最初にシジミ汁を注文
最初はお味噌汁を注文して口の渇きを癒しましょう。お茶を飲んでも良いですが、ここは大将にご挨拶を兼ねて汁物をひとつ。これは、あとでお酒を頼む場合の悪酔い防止にもなります。デキル女の基本的な自己管理。
3、 ネタはカワイイ具→渋い具の順で
一応女の子ですので、最初のうちはタマゴやいくら、マヨコーンなど、カワイイ系の具を選びます。基本はレール上のものを取りたいところですが、回っている寿司が少ない店もあるので、ここはちょっぴり女の子らしい声で、板前さんに向かって「おじさん」と上目遣いに遠慮がちに呼びます。まちがっても「大将!」と呼ばないこと。恥じらいのない常連だと思われます。
※板前さんはオーダーを大声でリピートします。あまり変わったものを頼むと注目を浴びますので、そのあたりは計算しましょう。
4、 ガリを小皿に盛りに盛る
女子力が高い女性は、ダイエットにも気を使うもの。お寿司が出てくるのを待っている間は、生姜効果で新陳代謝を良くしておきましょう。
5、 ワサビそっと皿を差し出す
板前さんが自分の前にいるときに、目の前のお皿をそっと差し出して「ワサビください」と言いましょう。どうみても一人前以上の量をたっぷりそのお皿にくれるはずです。
6、 晩酌を楽しむ
お酒を頼む場合は、発泡酒ではなく和食にぴったりの冷やまたは熱燗を注文。たとえ昼間でも、お酒をたしなむ女性は色気があると男性に思われるものです。また、話しかけやすいと思われるため、出会いもグンと増えます。好みのタイプだと思ったらセカンド・メールアドレスくらいは交換しておいても良いかも?
7、 具とシャリを分解して2度楽しむ
お腹が一杯になってもう食べられないというときは、シャリから具を取り、ひとつづつゆっくり食べます。こうすることで食べ過ぎ防止にもなるし、お酒のつまみにもなるというわけ。ですが、けっしてお行儀が良いとはいえないのでお腹一杯だけど、まだ帰りたくないときの最終手段です。シャリだけ残すのは言語道断。途端にダメな女に後退です。
8、 皿5枚が鉄則
食べたお皿は重ねても良いですが、大食い女だと思われないようにタワーの高さは5枚まで。隣のおじさんのタワーの高さを越えないようにしましょう。もし6枚目に行く場合は、最大限自分から離したところに重ねておくべし。
そして、くれぐれも大将の邪魔をしてはいけません。お邪魔させて頂いているという気持ちを常に持ち、目だ立ず、かわいらしくを心がけることが、ひとり回転女子のマナーです。
誰かに気兼ねすることなく自由に好きなものを食べられる女性は、自立した大人の女性なので魅力的に見えますし実際にモテ力もアップするものです。あなたも今日からひとり回転女子してみない?
(ライター=める)