Pouch[ポーチ]

【アラサー流・恋愛奮闘記】オゴられ世代とワリカン世代の狭間!? アラサー世代の苦悩(!?)とは

2011年7月10日

【第5回 オゴられ世代とワリカン世代の狭間!? アラサー世代の苦悩(!?)とは】

美容院に行くと非常に勉強になります。といっても、オシャレや美容についてではなく、恋バナの話。皆さんは、恋バナって誰としますか? たいていは同年代の女友達ですよね。そう、つまり、他の年代の女子の話を聞く機会は滅多にない、ということになります。

私の髪の毛を切ってくれているのは、自分と同年代の男性美容師さんなのですが、シャンプーの際に登場するのは二十歳そこそこのインターンの女の子。先日は、髪の毛を洗ってもらいながら“ワリカン”の話題になりました。

バブルを経験したアラフォー世代のお姉さんたちは、いわば「オゴられ世代」。大げさにいうと、男性にごちそうしてもらうのが当たり前、という感覚だったかと思われます。そして、そのお姉さん世代の背中を見てきた私たちアラサー世代は、男性にごちそうしてもらうことに憧れる「オゴられ願望世代」。

お姉さんたちとの明らかな違いは、私たちはあくまでも「願望のみ」であるということ。バブルが弾け、お財布に余裕のある人などほとんどいない今の時代、貰っている給料に男女差があるわけでもないのに、男性がオゴるという風潮はおかしいのではないか、という流れになってきていますよね。そのことを、アタマではわかっているけれど、お姉さんたちはオゴッてもらってきてるじゃん! と、ちょっぴり頭が固くなっているのが、アラサー世代の特徴なのかもしれません。

それに対して、20代の女の子たちの、なんとアタマの柔らかいことでしょう。「ゴハンとか飲み代とか、彼氏とワリカンですよ」と、当たり前のようにサラッと言えちゃうその姿勢、見習わなければなりませんね。

そして、ここからラブホ代の話にまで発展し、「ゴハンや飲み代はワリカンでも、ラブホ代は出してほしいよね」と発言した私に対して、そのインターンの女の子は「女子が全部出すのはイヤだけど、ワリカンは全然アリですよ」と、爽やかに返してくれました。この部分に関しては、「見習わなければなりませんね」と言えない、まだまだアタマの固いワタシです。皆さんは、ラブホ代のワリカンについてどう思われますか?

(菊池美佳子)

ライタープロフ

00
モバイルバージョンを終了