日本ではまだ馴染みが薄いのですが、海外ではこの「KONOPIZZA」は新たなファーストフードとして、少しずつ認知されつつあります。
この新感覚ピザは、本場イタリアで開発されたそうです。PIKONO社が開発を手がけ、2002年のミラノ トリエンナーレで大々的に発表された商品です。2004年に最初の店舗をオープンして以来、イタリアで全国展開を始め、さらに海外展開を開始しました。
現在は、イギリス、スペイン、ロシア、クウェート、 インドネシア、ニュージーランドなど、世界各国に店舗を構え、着実に新たなファーストフードとしての地位を固めつつあります。
大変な人気ぶりで本国イタリアでは、KONOPIZZAを真似するお店も登場しているのだとか。しかし徹底した品質管理と、調理技術は同社だけのものであり、日本のお店にも、ピザ生地を直接提供しており、専用の釜で焼き上げているのです。したがって日本のお店でも、本場イタリアの味を楽しむことができます。
日本では6月22日に、東京・新宿に店舗がオープンしました。開店から約1カ月を経て、少しずつ新ピザも浸透しつつあるようです。
記者(私)も早速お店に行って新ピザにチャレンジ。記者は、マルゲリータとクレームブリュレをオーダーしたのですが、いずれもまったく新しい食感に驚いてしまいました。外はサクサクで、通常のピザのパン生地とクリスピー生地の間と言ったところでしょうか。そして、中はというとまずマルゲリータは、とにかくチーズがおいしい!
実はこのチーズ、ドイツのザクセンより輸入したモッツァレラチーズを使用しているそうです。一口食べてはびよ~んと伸びるチーズがなかなか面白い食感。ピザは3層に分かれていて、チーズ・トマトソース・トッピングの味わいを順番に楽しめるようにできているそうです。
そして、クレームブリュレですが、これは見事! と思いました。というのも、通常のピザであれば、クレームブリュレを再現することは、不可能でしょう。コーン形のKONOPIZZAだからこそできるブリュレ。サクサクの生地のなかには、ほんのりと温まったクレームが、最後の最後までぎっしり。大満足の一品でした。
ちなみに、このほかのメニューとして、カプリチョーザ、アンチョビ、明太ポテト、ペペロンチーノ、キーマカレー、ゴルゴンゾーラ、エビマヨ、ボロネーゼなどがあります。またデザートピザとして、クレームブリュレ、季節のフルーツ、HOTティラミスがあります。気になるお値段は1つ450~580円。KONOPIZZAは今後、全国的に広がりを見せるのではないでしょうか。
(文・写真=チャーミー)
参照元:KONOPIZZA (http://bit.ly/38FuGy)
▼ こちらがクレームブリュレ
▼ 中まで具がぎっしり