最近はほとんど役に立たない恋愛の方法論が巷に溢れています。どう考えても実行に移せないような、手ほどきを提案されても、話の種になるくらいで、もしも実行に移したりしたらひどい目に遭うことが容易に想像されます。
そこで今回は、結婚を真剣に考える女性のために、男性と接し方に長けたキャバクラの嬢たちに突撃取材を行いました。どの知恵も、さすがはプロと思わせられるものばかり。是非、積極的に恋愛・結婚を考えている女性の皆さんは参考にしてください。
キャバ嬢といえども、すべての男性(お客さん)に対して、好意を抱いている訳ではありません。また、嬢によって仕事の考え方は違います。その彼女たちの意見を集約して、独断でルールを定義したいと思います。
【 キャバ嬢の考える男性との接し方 】(歌舞伎町のとある店舗の現役キャバ嬢、10人に聞きました)
1. 相手の目を見る
小さなことですが、相手の目を見て話すのは人付き合いの基本。相手の安心感を与えるためには、まず目を見ることではないでしょうか。信頼を与えるには、お互い目を合わすことが大事です。苦手という方は、少なくとも話をしている相手に、顔を向けることから始めましょう。
2. 行動のタイミングを合わせる
たとえば、飲み物を飲むとき、食事に箸をつけるとき。そのタイミングを一つひとつ、合わせるように心がけてみましょう。言わば呼吸を合わせるとでも言いましょうか。人は誰しも、呼吸が合うと心地よく感じるものです。ただし、タイミングを合わせるためには、相手を良く見ていないと出来ません。相手を良く見て、相手の行動のタイミングに合わせてみましょう。
3.良い出会いを求めない
とかく、素敵な男性との出会いを求めている人は、自分が最良の状態で出会えることを求めています。婚活パーティしかり、合コンしかりです。ですが、長い恋愛をしたいとか、増して結婚したいと思っている場合、いずれ最初に出来上がったイメージは、何からの形で崩れてしまいます。先に良い印象を与えていた場合、それは必ず崩れるといっても過言ではありません。
逆に悪い印象から2人が知り合った場合、改善する可能性はいくらでもあります。良い面ばかりを見せられるような出会いの場を求めるのではなく、多少思わぬ形でも良いので、自分の素を見せておくのは大切です。
4. 出来るだけ多く接する機会を持つ
接する機会が多いほど、お互いの情報を共有することができます。可能な範囲でメールや電話、もしくは会ってお話をする機会を作った方が良いでしょう。
5. 接する機会を押し付けない
4の内容と反することですが、あまり相手に時間を割かせることを強要することは、かえって逆効果。微妙なさじ加減ですが、度が過ぎると鬱陶しく思われてしまいます。毎日メールとなると、相手に返答を強要してしまいますので、相手のペースを見極めながら、応え易いメールや電話をすると良いでしょう。
6. 出来るだけ自然な自分を心がける
実用的でない恋愛ノウハウにありがちなことですが、大変不自然な行動を強いるものが多くあります。理屈ではわかっていても、実践できないものは役に立たないと考えて良いでしょう。それよりも、出来るだけ自分が自然な状態を保てることを、最優先してください。時間を重ねれば、いずれ自分の素が出てきます。そうなったときに生まれるギャップは、何をどうやっても埋められるものではありません。
とにかく自然な自分であることを心がけましょう。
7. 楽しむ
とにかく、相手と一緒にいることを楽しめるものにしましょう。もしも楽しくないとしたら、それは相手のせいではなく、自分の工夫が足りないためではないでしょうか。どうしても楽しめないとしたら、その人と時間を重ねる意味が、薄くなっているかも知れません。そんなときは、正直に話してみるのも、一つの手段です。
最後に、キャバ嬢全員に共通していた意見はひとつあります。それは、「草食系男子にはうんざり」とのことです。「引くほどの草食系男子なら、引くほどの肉食系の方がまだマシ」との意見もありました。
時勢としては、草食系がもてはやされているようですが、彼女たちによれば、自分を求めようともしない相手を、いくらアプローチしても反応は返って来ないとのことです。
●●系男子との言葉を多く見受けますが、結局男らしくない男を追いかけても、時間を空費する可能性があるのかもしれませんね。そして、話の種にしかならないノウハウに振り回されるべきではありません。
男性と接する機会の多い彼女たちの意見、是非とも参考にしてくださいね。
(文・写真=チャーミー)